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美容サロンを選ぶときに重視することって何?【Part 3】脱毛サロン利用者を世代別に見る

Part2では、18~49歳の脱毛とエステサロン利用者別に集計してみました。
結果は、Par1での結果と概ね変わらないものでした。
では、世代ごとの特徴はあるでしょうか。

  • 美容サロンとは、脱毛サロン、痩身・フェイシャルエステを指しています。
  • 痩身・フェイシャルエステサロン利用者は、以降エステサロンと記載します。

脱毛サロン利用経験者に聞きました。「あなたが美容サロンを選ぶときに重視するものは何ですか?」

上位の項目は概ね同じではあるものの、よく見ると世代ごとの特徴が表れている項目があります。
例えば、
「料金体系が明瞭・開示されている」という項目は40代の方が「予約の取りやすさ」よりも気にされています。
「無料カウンセリングの有無」については、30代女性はあまり気にしておらず、むしろ施術方法・技術などを重視しています。

世代を分けず全体で見た場合は平均で出すため、世代別に見た場合との差異がでます。
上述であげた項目を使って言うと、 もしお店のターゲットが30代をメインにしていた場合、全体で9位にある「無料カウンセリングの有無」を訴求しても、30代ではその項目は13位ですので大して響かない、という仮説が立ちます。

40代については、無料カウンセリングの有無は7位となっており、全世代で見た場合の10位よりも上位になることがわかります。
また、全体で3位の口コミ・評価も、40代では8位であり、無料カウンセリングの有無が7位です。

世代を超えて概ね共通する重視ポイントを訴求していく、という考え方もありますが、世代ごとに差がある場合は、世代のニーズに合わせてより深く響く訴求を考えることができます。

美容サロンを選ぶ決め手になったことは何ですか?
【脱毛サロン経験者 世代別】

脱毛サロン利用者の方についても、世代別で分けない場合と概ね重要視ポイントは同じと言えますが、世代で特徴が出ています。

たとえば、全体だと2番目に重要視されていた「無料お試し体験の有無」は40代の方々には、そこまでの重要ポイントではなく「料金体系の明瞭・開示」や「家からの通いやすさ」が重視されています。
30代の方には「知名度」よりも「安心感」が持てることの方が重要なようです。

これらのデータは、あなたのお店のターゲット層に合わせて訴求内容を変えていく材料になるかもしれません。

美容サロンを選ぶ決め手になったことは何ですか?
【脱毛サロン経験者 世代別】

では、エステサロン利用者に絞るとどうでしょうか。

美容サロン利用者の方が重視するポイントの上位も概ねPart1の結果と大きく差は無いようです。
ですが、世代別で見てみると、やはり差がある項目があります。

たとえば、「家からの通いやすさ」は、世代別で分けない場合、価格の次に重視されている項目になりますが、世代で分けると20代の重要ポイントとしては5番目になります。
どの世代もそこそこ重視している項目のため、全世代で括ると重要ポイントとして上位にあがるのですが、20代で見ると口コミ・評価を重視する人の方がかなり多いにも関わらず、30代・40代の割合が少ないため、平均すると3番目の重要ポイントになります。

ネットなどで口コミや評価を自分で調べ、人の意見を参考にするのはどの世代も同じだとは思いますが。重視ポイントとして30代、40代の割合が伸びないのはなぜでしょうか。

30代で「信頼性」や「施術方法・技術」の重視が目立ちます。40代は「効果」よりも「安心感」を重視しています。
ここからどのような仮説を立てるのかは、人に寄って異るかも知れません。

仮説例

例えば

  • 30代の方は口コミなども参考にはするものの、やはり人生経験を積み重ねて判断がシビアになってきており、イメージや漠然とした訴求を行うよりも、説得力のある情報を提供した方が良いのではないか?
  • 40代の方も他人の意見は参考にはするが、家から通いやすく安心して通えるところが良いという考えがベースになっている。効果を期待しないわけではないが、若いころのようにそこへの期待を必要以上には持たず、現状維持か劇的ではなく少し変わったと思えれば良い、あるいはリラクゼーション目的なのではないか

などなど。

仮説を立てたら、どのような訴求を行えば良いのか、今までのカウンセリングで誤ったポイントに力をいれていなかったのか、などの改善に役に立つかもしれません。
また、仮説をもとにさらに詳細なリサーチや店舗でのアンケートを行い、その裏付けをする、という方法もあります。

美容サロンを選ぶ決め手になったことは何ですか?
【エステサロン経験者】

実際にお店を決めるときの判断ポイントは、お店を選び始めた時の重視ポイントと異なっているでしょうか。

美容サロンの決め手は、世代別に見ない場合と見た場合は、概ね上位の項目は変わりませんが、若干の変動があります。

たとえば、20代・30代の場合、「家からの通いやすさ」よりも「効果」「信頼性」が決め手となる割合が高くなっています。
一方、40代になると「効果」「信頼性」よりも「家からの通いやすさ」が決め手となっています。
これは美容サロンを選ぶときに重視することって何? Part1でもお伝えしたように、無料体験後の決め手と仮説を立てると、カウンセリングは世代ごとに訴求ポイントを少し変えるという施策も考えられます。

ちょっと待って!その分類だけで本当にいいの?

これらのデータと女性の年齢を重ねるごとに変化する“美”への考え方、生活の中で“美”に対する時間の費やす比重、ライフスタイルの変化から鑑みると、もしかして、未婚と既婚とでは結果が異なるのではないか?とは思いませんでしたか?

未婚で時間が自由に使える女性と、子育て真っただ中で自由に時間が使えない女性と、子育て中でも自分の時間を使えるようになった世代と・・・

もしかしたらその軸で見たら、傾向が似てくるのは区切りは20代、30代、40代ではないかもしれませんね。
そのように分析軸を変えたり、さらに掘り下げて調査することで、ターゲット層がより見えてきます。

ここに注意!

データは掘り下げるほど、より信憑性の高い仮説を立てることができますが、ターゲットの設定と目的により必要なリサーチは異なります。
必要なのは、事実を知ることと、信憑性の高い仮説を立ててマーケティング戦略を策定したり、業務改善を行うことなので、データを取ること自体が目的にならないように気を付けましょう。

調査概要

対象:18~49歳までの脱毛サロン、エステサロン利用経験者(女性のみ)
アンケート実施時期:2017年9月
モニター数:416

  • 本データはウエイトバック集計をしています

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