アンチエイジングを超えた概念、リバースエイジングをご存知ですか?
アンチエイジングを目指すだけでは現状を維持するだけですが、リバースエイジングは若返りを目指すこと。
今回は世界中で注目を浴びつつあるリバースエイジングの意味や具体的な方法について解説します。
INDEX
リバースエイジングとは?
アンチエイジングとは、歳をとることによるお肌や体の衰えを最小限に抑えることをいいます。抗老化、抗加齢と呼ばれることも。
一方でリバースエイジングとは実年齢よりも若返ることをいいます。アンチエイジングは若さをキープ、リバースエイジングは若くなることを目指すものと考えるとわかりやすいですね。
リバースエイジングについては医療の領域において、様々な研究が進んでいます。たとえばボストンでは、年老いた盲目のネズミが視力を取り戻したり、健康的な筋肉や内臓組織を構築したりといった研究結果が報告されています。
【参考:https://edition.cnn.com/2023/01/12/health/reversing-aging-scn-wellness/index.html】
そもそも人はどこで年齢を判断してる?
リバースエイジングの方法について知る前に人間はどこで年齢を判断しているのかをおさらいしておきましょう。
顔のたるみやシワ、皮膚の質感
子どもの肌と30代を超えた大人の肌を比べると一目瞭然ですが、加齢によってお肌は徐々に劣化します。歳をとると皮膚組織はたるみ、シミやシワが増えていきますよね。そういったお肌の加齢の兆候によって、ある程度年齢を推測することができます。
髪の毛の質感
髪の毛は加齢とともに質が変化します。30代になるとまとまりにくさや広がりやすさを感じるようになり、40代に差し掛かると艶のなさ、ボリュームの消失、白髪の増加などを実感するように。
こういった髪の毛の様子も年齢を感じさせるサイン。とくに白髪やボリュームのなさは実年齢以上に老けて見える要因になります。
歯の黄ばみや不揃いな歯並び
最近は芸能人やインフルエンサーだけでなく、一般の方にもホワイトニングの文化が浸透しつつあります。20代から30代の男女はホワイトニングを行っている方が増えている状態です。一般的に人間の歯は加齢によってエナメル質が薄くなって象牙質の着色が目立つようになり、黄ばんでいきます。ホワイトニングによって子どものように白い歯の人が増えている中で、加齢による黄ばみを放置していると余計に目立ってしまいます。
また歯並びの悪さも老けて見える要因のひとつです。
体型や姿勢
人間は加齢によって体型が変化します。同じ体重であってもウエストやヒップなどに丸みが出て、全体的に輪郭がぼやけた印象に。また加齢による筋力の低下によって姿勢が悪くなってしまったり、スマホやパソコンの影響でストレートネックになってしまったりすることも、老け感に繋がります。
リバースエイジングの方法5選!今からすぐに挑戦できる!
では具体的にリバースエイジングを目指すために、どうすればよいのでしょうか。今からすぐに試せる方法を中心に集めましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
お顔のリバースエイジング:ヒト幹細胞スキンケア
お顔のリバースエイジングの基本はスキンケアです。毎日のクレンジングと洗顔、保湿とUV対策を欠かさないことがお肌の老化、劣化を防いでくれます。でもそれだけでは年齢に逆行はできません。
そこで注目を集めているのがヒト幹細胞のスキンケアアイテムです。幹細胞とは分裂する能力と、違う役割の細胞を作る能力をもつ細胞。ヒト幹細胞のスキンケアアイテムは、ヒト幹細胞を培養したエキスを使用しているケースが多い傾向です。ヒト幹細胞培養液と幹細胞を培養する際に抽出した上澄み液のこと。ヒト幹細胞の培養液には、エイジングケアへの効果が期待できる美容成分が含まれています。ヒト幹細胞培養液配合のスキンケアアイテムを使い始めると1ヶ月程度で、お肌の変化を感じる方が多いといいます。シワやシミ、キメ等に悩んでいる方はぜひ試してみてくださいね。
お顔と体のリバースエイジング:定期的な筋トレ
これまで筋トレは健康にも美容にもよいとは言われていましたが、2023年8月、筋トレが美肌をもたらすことが明らかになった研究結果が発表されました。この研究では40代から50代の女性61人を対象に、有酸素運動と筋トレを4ヶ月間継続したところ、いずれのチームもコラーゲンやヒアルロン酸などの細胞外基質が増加して、真皮の構造が改善された上に、皮膚のハリがアップしたとのことです。さらに筋トレのグループでは真皮の厚みもアップ。真皮が薄くなると皮膚のシワやたるみが引き起こされます。
少し難しいお話になりましたが、要するに有酸素運動や筋トレを行うことで、加齢によって減少しがちなコラーゲンやヒアルロン酸が増えるということ。さらに筋トレに限っていえば真皮が厚くなりたるみやシワの改善が期待できるということです。
もちろん有酸素運動と筋トレを継続することで、増えすぎた体重は落ちますし体が引き締まりぼんやりとした輪郭も改善されます。
つまり筋トレは体全体のリバースエイジングの救世主! まだ筋トレと有酸素運動をしていない人は、ぜひ今日からスタートしてみましょう。
【参考:https://news.yahoo.co.jp/articles/bf05ab53062f9332bb220961c72f195880681537】
たるみと髪の毛のリバースエイジング:頭皮ケア
お顔と頭皮は一枚の皮膚。顔のたるみの原因の一つが頭皮のたるみです。頭皮がたるむことにより、ほうれい線や、二重顎、上瞼のたるみが引き起こされると言われています。
そこで大切なのが頭皮ケア。頭皮をマッサージでほぐしてあげることで、顔のたるみの改善が期待できます。
頬のたるみが気になる方はこめかみ、まぶたが気になる方は頭頂部など、それぞれのたるみの原因になっている頭皮の筋肉をほぐしてあげましょう。
頭皮のマッサージを継続していると頭皮の血行がよくなります。頭皮の血行がよくなるということは、髪の毛に栄養が届きやすくなるということ。髪の毛に栄養が届くことで、白髪や薄毛の改善が期待できます。
すぐに外見を改善できるリバースエイジング:BBLやIPLの照射
ここまでご紹介した方法は、一定期間継続することでリバースエイジングの効果が期待できるものでした。でも「今すぐ若返りたい!」というシーンもあるはず。
そんなときはIPLやBBLなどの美肌効果、たるみ改善効果が期待できる光を照射してみましょう。これらの光を照射することで、たるみ改善やお肌のトーンアップなどの効果が比較的短期間で現れます。
BBLやIPLなどの効果は長期間は持続しませんが、定期的に照射することで若々しさをキープできますよ。継続的なエイジングケアの取り組みの中に、こういった施術を組み合わせると高いモチベーションを維持して頑張れそうですね!
歯のリバースエイジング:ホワイトニングに通う
歯の黄ばみを除去して、歯並びを改善するとかなりの若返り効果があります。ただ歯列矯正は費用と時間がかかるため、まずはホワイトニングに挑戦してみましょう。
ホワイトニングには、ホームホワイトニング、オフィスホワイトニング、デュアルホワイトイング、セルフホワイトニングの4種類があります。
ホワイトニングの種類 | 方法 | 効果の持続期間 |
ホームホワイトニング | 薬剤を塗布してマウスピースを装着する。自宅で毎日1時から2時間ほど行う | 効果が出るまでに2週間かかるが、効果は1年から2年ほど持続する |
オフィスホワイトニング | 歯科医院で漂白効果がある薬剤を塗布する | 即効性あり。効果は3ヶ月から6ヶ月間持続する |
デュアルホワイトニング | 歯科医院で薬剤を塗布した上で、自宅でもマウスピースを装着する | 即効性がある上に効果が長持ちする |
セルフホワイトニング | ホワイトニングサロンに行き、サロンの機器や薬剤を使って本来の白さを目指す | 効果はすぐに感じにくい |
この中でもっとも効果が高く、効果が長く持続するのがデュアルホワイトニングです。すぐに効果が出る上に、長期間キレイでいられるホワイトニングをお探しでしたらデュアルホワイトニングに挑戦してみましょう。
ホワイトニングの価格の目安は2万円から7万円程度と比較的リーズナブル。リバースエイジングの第一歩として、ホワイトニングを選んでみてもよいですね。
リバースエイジングはできるだけ早く初めて若くてキレイなあなたを取り戻そう
リバースエイジングは、毎日のちょっとしたがんばりや化粧品を変更するだけでも目指せます。ヒト幹細胞培養液の化粧品を導入したり、筋トレや頭皮マッサージなどに挑戦したりして、若くてキレイなあなたを取り戻しましょう。すぐに効果を実感したい方はIPLやBBLなどの光の照射やホワイトニングがおすすめです。
エストラボではリバースエイジングやエイジングケアに対応できる美容機器や基礎化粧品シリーズを取り扱っています。リバースエイジングに挑戦したい先生がいらっしゃいましたら、ぜひエストラボまでお問い合わせください!
先生のコンセプトを丁寧にヒアリングした上で、ぴったりのアイテムをご提案いたします。