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化粧品の主成分は水だからこそ水にこだわる

2024年1月31日

エストラボの基礎化粧品シリーズは、美肌、エイジングケアに効果的な成分にこだわりぬいています。そこで今回はエストラボの化粧品シリーズに使っている水へのこだわりをお届けします。

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エストラボの水へのこだわり

基礎化粧品を選ぶとき、成分を気にする方が多いかと思います。美白であればアスコルビン酸や、保湿ならコラーゲン、エイジングケアならビタミンCやヒト幹細胞培養液など目的に応じて使い分けているのではないでしょうか。

しかし、基礎化粧品の主成分の9割は水です。基礎化粧品の成分一覧を見てみると、ほとんどのアイテムは最初に「水」と記載されているかと思います。化粧品の成分一覧は、多く踏まれているものから記載すると定められているので、水がトップにあるということは水がもっとも多く含まれているということ。

もちろんお肌がキレイになる画期的な成分や原材料は重要ですが、使用する水によってはお肌に届きにくく、効果を実感しにくくなります。また敏感肌の方は水がお肌に合わずトラブルが起きることも珍しくありません。水道水がシミの原因となるメラニンの生成反応を促進させることもわかっており、そういった弊害がある水を基礎化粧品に使うことには抵抗があります。

だからこそエストラボでは水に徹底的にこだわって化粧品を開発しています。

製法特許取得の弱酸性ビタミンC還元水

ルアンジュドボーテシリーズ、セルビオシリーズで使用している水はビタミンC還元水です。ビタミンC還元水とは、ビタミンCを触媒として電気分解して生成されたアルカリ性の水のこと。

一般的には水を電気分解するときの触媒には塩等を使用し、分解された水は酸性電解水とアルカリ性電解水にわかれます。触媒とは、化学反応をサポートする役割を持つ物質です。この際に生成された酸性水は酸性度が高いものについては、次亜塩素酸水と呼ばれ医療機関等で消毒に使用されることもあります。

アルカリ性電解水は還元水とも呼ばれ、抗酸化作用があり、分子が小さいことからお肌に浸透しやすいという特徴を持ちます。また人体に悪影響を及ぼす活性酸素を除去する働きがあることもわかっています。

これらの効果は還元水に含まれる水素がもたらしているというのが、現在の通説です。還元水のうち飲用可能なものについては厚生労働省からも、健康に良い影響を与える機能があるとして認められており、大手電機メーカーからも還元水を生成できる浄水器が発売されているほど、日本では広く普及しています。

エストラボでは還元水の特徴をそのままに、さらにお肌への刺激を抑えた還元水を生成できないかと試行錯誤を繰り返し、ビタミンCにたどり着きました。還元水を製造する際にビタミンCを使用することで、水素の量はそのままに弱酸性の還元水を生成することに成功したのです。

ビタミンC還元水がもたらす効果

ビタミンC還元水は、美容面においてさまざまなプラスの効果をもたらすことがわかっています。

メラニンの生成を抑制する

ビタミンC精製水にはメラニンの生成反応を抑制する効果があることがわかっています。メラニンの生成が抑えられることで、今後発生するシミを予防する効果が期待できます。

分子が小さい水素の働きで皮膚に弾力をもたらす

ビタミンC還元水に含まれる水素は分子が小さいため皮膚に浸透しやすい傾向です。これにより皮膚の弾力性がアップすることも確認されています。

収れん作用でお肌を引き締める

弱酸性であるビタミンC還元水には、お肌を引き締める収れん効果があります。

酸化を抑制する（抗酸化作用）

ビタミンC還元水を含む還元水全般には、酸化を抑制する抗酸化作用があることがわかっています。動物の細胞を使用した試験では、還元水が活性酸素を消去して活性酸素によってもたらされるDNAへの損傷を抑えることが報告されています。

霧島の名水

当社のビタミンC還元水は、霧島の名水を使って製造しています。取水地は霧島錦江湾国立公園。霧島錦江湾国立公園は、昭和9年に日本で初めて指定された国立公園です。

霧島でとれる水の特徴はシラス台地の深い地層から湧き出ているという点。シラス台地とは南九州に広がる台地のことで、高度が50メートルから40メートルほどあります。シラス台地は火山の噴火によって生じた火砕流や火山灰、小石などで形成されています。シラス台地は水を通しやすく、降った雨は地下に浸透していきます。つまり、霧島のお水は天然のろ過装置によって磨き抜かれているのです。