コラムCOLUMN

2024年決定版! 業務用痩身機器の種類と選び方とは? 【種類別に徹底比較】

ダイエットは性別を問わず永遠の悩み。今やダイエット市場は2兆円を超えているといいます。エステサロンやビューティーサロンでも、ダイエットや痩身に関するご相談は多いのでは? ダイエット法は多種多様ですが、なかでも注目を集めているのは「何もせず痩せる系」の痩身マシンです。

食事制限や運動をしなくてもある程度の効果が得られる痩身マシンを探しているサロンオーナー様、先生に向けて業務用の痩身マシンの選び方を解説します。

INDEX

痩身機器の種類とは? 業務用痩身機器の種類と痩せるメカニズムを解説

まずは業務用痩身機器の種類を確認しておきましょう。痩身マシンは以下の種類に大別できます。それぞれ痩せる理論と期待される効果が異なります。

脂肪細胞を減らすマシン:「冷やす」「温める」「激しい刺激を与える」「揺らす」

基本的に、脂肪細胞自体を減らせるのは、「冷やす」「温める」「激しい刺激を与える」「揺らす」のいずれかです。人間が太る原因は、脂肪細胞にあります。肥満状態にある方は、脂肪細胞自体が肥大化しており、さらに極度の肥満状態になると脂肪細胞が増加します。

したがって、脂肪細胞を減らすことが、ダイエットに繋がります。

冷やす、温める、激しい刺激を与えるに該当する業務用痩身機器の種類は以下の通りです。

脂肪へのアプローチ方法痩身機器の種類痩せるメカニズム
冷やす脂肪冷却マシン
https://est-pro.co.jp/apparatus/lumix_lipocool/
脂肪細胞を凍結させて、細胞のアポトーシスを促す
温めるハイフ
https://est-pro.co.jp/apparatus/ulfit/
脂肪を超音波による高温で温めて細胞を減らす
激しい刺激を与える電磁波痩身マシン
https://est-pro.co.jp/apparatus/lumix_magforce/
短時間で筋肉を激しく収縮させることで筋肉を増やすと同時に、脂肪細胞を減少させる
揺らすキャビテーション
https://est-pro.co.jp/apparatus/primo/
超音波で体内に気泡を生じさせて破裂させ、脂肪細胞膜を破裂させる

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

上記の痩身マシンはいずれも脂肪細胞を減らせるため、一定の痩身効果が期待できます。それぞれのマシンについて、簡単に概要や人気度を補足しておきます。

人気急上昇中! 脂肪冷却マシン

脂肪冷却マシンは、二重顎や二の腕といった通常のエクササイズやダイエットでは効果を感じにくいパーツの部分痩せも可能です。2023年5月に開催されたビューティーワールドジャパンでは、多数の美容機器メーカーブースで、医療用脂肪冷却マシン、サロン用脂肪冷却マシンが販売されていました。これからの痩身マシンのトレンドに踊りでそうな予感がします。「何もせずに痩せたい」というニーズにしっかり応えられるマシンです。

根強い人気! ハイフ

ハイフは、施術者のスキルによってはトラブルが生じることもありますが、痩身だけでなくフェイシャルでの効果もあり高い人気を誇ります。サロンの集客の柱になり得るマシンです。

筋肉を作りながら脂肪を減少! 美ボディを目指せる電磁パルス痩身マシン

電磁パルス痩身マシンは、電磁波によって筋肉を強制的に動かし、筋肉量を増やすマシンです。筋肉量を増やすだけでなく、短時間での筋肉運動による脂肪細胞の減少も見込めます。脂肪を減らしながら、筋肉を増やせる痩身マシンです。

「キレイに痩せたい」
「何もせずに筋肉を増やしたい」

こんなお客様のニーズを叶えられます。2023年のビューティーワールドジャパン東京でエストラボのブースだけでなく、他社のブースでも電磁波痩身マシンが大人気。さまざまなブースから稼働音が聞こえてまいりました。

まだまだ人気! キャビテーション

キャビテーションは痩身マシンの定番です。脂肪冷却や電磁波痩身マシンのような新しさはありませんが、エステサロンやクリニックを中心に根強い人気を誇っています。

脂肪細胞の排出を促すために、ラジオ波やマッサージ等の施術と組み合わせるサロンが多い傾向です。

脂肪の燃焼をサポートするマシン: ラジオ波、ヒートマット

ラジオ波やヒートマットといった機器は、それ自体に脂肪細胞を減少させる働きはありません。しかし、脂肪細胞や体を温めることで基礎代謝をあげて脂肪の燃焼を促す効果があります。他の痩身マシンのサポートとして導入されることが多い機器です。

人気の業務用痩身機器4種類を徹底比較!

つづいて、以下の4種類の痩身マシンを比べてみましょう。どのマシンもすべてを網羅できるものではなく、得意なことと苦手なことがあります。

痩身マシン別の施術可能な部位を比較

痩身マシンはそれぞれ、施術できる部位とできない部位があります。

頭部胸部腹部下半身
脂肪冷却マシン脂肪の厚さが2cm以上であれば顎下可可能※皮下脂肪が2cm以上の部位に限る可能※皮下脂肪が2cm以上の部位に限る可能※皮下脂肪が2cm以上の部位に限る
電磁波痩身マシン不可心臓より上部は不可可能可能
ハイフ不可不可一定の脂肪の厚みがある腹部のみ可能内腿のみ可能
キャビテーション可能可能可能可能

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

脂肪冷却マシン、電磁波痩身マシン、ハイフはいずれも施術部位が限定されます。

脂肪冷却マシンの施術可能部位は、「脂肪の厚みが2cm以上ある部位」です。電磁波痩身マシンは、電磁波による心臓への影響を避けるため、心臓より上の部位については施術ができません。ハイフは、骨や神経に超音波が到達するとトラブルが生じるため、施術できる部位が限られます。

唯一施術に制限がないのがキャビテーションです。キャビテーションは脂肪がある部位であれば全身どこでも施術が可能。ハイフのようなトラブルが生じることもほぼありませんので、安全性も高いです。

痩身マシン別のダイエット効果を比較

つづいて、痩身マシンごとのダイエット効果を比べてみましょう。

部分痩せの効果筋肉増強効果
脂肪冷却マシン高いなし
電磁波痩身マシン中程度あり
ハイフ部位は限定出来だが効果はあるなし
キャビテーション高いなし

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

痩身の効果を比較すると、脂肪冷却マシンとキャビテーションは高い効果が期待できます。電磁波痩身マシンは、脂肪細胞を減らすという意味では脂肪冷却マシンやキャビテーションに劣りますが、筋肉を増強する効果は絶大です。筋肉を作りながら脂肪を減らしますので、基礎代謝をアップしながらキレイに痩せやすい体に仕上げることができます。

キャビテーションは全身どこでも施術できますし、長い歴史から一定の効果がでることもわかっています。

一方でハイフは、効果自体は高いのですが施術できる部位が非常に少ないため、総合的な評価は低くなってしまいます。

痩身マシン別に時間単価を比較

痩身マシンの種類別に時間単価を比べてみましょう。競合の少なさやニーズの高さによって、痩身というくくりでも時間単価が大きく異なります。

時間単価1日の想定売上:来店4名
脂肪冷却マシン20,000円〜30,000円80,000円〜120,000円
電磁波痩身マシン20,000円〜30,000円80,000円〜120,000円
ハイフ25,000円〜40,000円100,000円〜160,000円
キャビテーション8,000円〜20,000円32,000円〜80,000円

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

高い顧客単価が期待できるのは、ハイフです。ただしハイフの施術は骨や神経がある部位は施術できないなどの制約があり、トラブルも多いためハイスキル人材が必要で、人件費がかかります。

脂肪冷却マシンや電磁波痩身マシン、キャビテーションは一定の練習を行えばどなたでも施術可能です。したがって人件費は安い傾向です。

収益ベースで検討すると、脂肪冷却マシン、電磁波痩身マシンの導入が高収益のサロン経営に適しているといえます。

痩身機器別に施術の難易度を比較

施術方法難易度
脂肪冷却マシンハンドピースを施術部位に装着するだけ低:装着さえすればほぼ手を動かす必要なし
電磁波痩身マシンハンドピースを施術部位に装着するだけ低:装着さえすればほぼ手を動かす必要なし
ハイフハンドピースで施術部位に超音波を照射高:NG部位を避けながらの施術が必要。トラブルが多い
キャビテーションハンドピースを施術部位に当てて滑らせる低:手を動かす必要はあるものの、NG部位がないため安心

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

脂肪冷却マシン、電磁波痩身マシン、キャビテーションは施術の難易度が低いといえます。とくに脂肪冷却と電磁波痩身マシンは手を動かす必要すらないため、先生の肉体的な負担は最小限。キャビテーションはハンドピースを施術部位にあてる必要はあるものの、NG部位がないため精神的な負担は少ないといえます。

一方でハイフは安全性の問題から施術の難易度は高め。トラブルが発生しない様に配慮しながら施術を進める必要があります。

先生のやりがいを基準に痩身機器を比較

業務用痩身機器を導入するときは、本体価格や時間単価、効果などで比較しがちですが、忘れてはならないのが先生のやりがいやモチベーションです。

「自分の手でお客様をキレイにしてさしあげたい」という気持ちが強い先生は、マシン主体の痩身の施術ではやりがいが感じられず、カウンセリングに力が入らないことも。

ここでは、先生のやりがいにスポットをあてて痩身マシンを比べてみたいと思います。

やりがい度説明
脂肪冷却マシン★★★☆☆効果がでるからキレイにしている実感がある
電磁波痩身マシン★★★☆☆効果がでるからキレイにしている実感がある
ハイフ★★★☆☆施術可能部位が少ないため、お客様が十分に満足せず、先生もフラストレーションがたまりがち
キャビテーション★★★★★手をしっかり動かすのでキレイにしている感覚が強い上に、効果が出るためやりがいは◎

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

エストラボのインストラクターに「どの痩身マシンが一番やりがいを感じる?」と聞いたところ、満場一致でキャビテーションでした。脂肪冷却マシンや電磁波痩身マシンはて手が離れるため、肉体的には楽なのですが、精神的な満足度がキャビテーションよりも下がるとのこと。とくに手を動かすことに喜びを感じる先生は、キャビテーションを好む傾向があるそうです。

お客様の辛さを基準に痩身機器を比較

施術中にお客様が痛みや熱さなどの辛さを感じると、先生も申し訳ない気持ちになりますよね。あまりにもお客様の辛さ、不快感が強いとリピーターになってもらいにくく、サロンの収益が低下します。

4種類の痩身マシンにおける、お客様の感覚を確認してみましょう。

施術中のお客様の感覚
脂肪冷却マシン脂肪を吸引するときに若干の痛みを感じることもある。冷却中は冷たさがある
電磁波痩身マシン痛みはなし。強制的に筋肉を動かされる独特な感覚はあるが不快ではない
ハイフ皮膚を針でさすような痛みや熱さがある
キャビテーション痛み、熱さはゼロ骨伝導でキーンという音が聞こえるため人によっては違和感があることも

※感じ方には個人差があります。

※ハイフは医療従事者のみが施術可能です。

4種類の痩身マシンの中で、もっともお客様の不快感が強いのはハイフです。他の施術は痛みというよりも違和感や冷たさなどで、それほど辛さはありません。

結論! 今から業務用痩身機器を導入するならどれがいい?

痩身マシンには様々な種類があり、それぞれに得意なこと、苦手なことがあります。いったいどの痩身マシンを導入すればよいのかわからないという先生も多いのではないでしょうか。そこで痩身サロンとして成功するために、今から導入すべき痩身マシンの選び方を解説します。

最新トレンドなら電磁パルス痩身マシンor脂肪冷却がおすすめ

現在人気である、もしくはこれから人気が出そうな痩身マシンを導入したい方におすすめするのは、電磁パルス痩身マシンと脂肪冷却マシンです。いずれも「何もせずに痩せたい」というニーズに応えられますし、美容展示会でも多くのサロンのオーナー様、先生たちが興味をお持ちでした。とくに脂肪冷却マシンは、美容クリニックが相次いで導入していることもあり、これからサロンでの施術の需要もさらに高まると考えられます。

先生のやりがい&確かな効果、施術の安全性ならキャビテーション

目新しさはないものの、美容業界で長期間愛されており効果や安全性が確かなものをお探しならキャビテーションがおすすめです。

キャビテーションはマシンによる施術ではありますが、先生のやりがいは◎。一定の効果も実証済みですので、お客様に自信を持って勧められます。

キャビテーションマシン:https://est-pro.co.jp/catalog/primo_dl/

痩身マシンに関するよくある疑問はここで解消!

最後に、痩身マシンの導入を検討しているサロンのオーナー様、先生たちから寄せられるよくある質問にお答えいたします。

痩身マシンのメーカーはどうやって選べばよいですか?

痩身マシンを取り扱っているメーカーや代理店は多数ありますので、選ぶのが大変かと存じます。しかし、マシンのスペックや価格だけで痩身マシンを選ぶのはNG。痩身マシンを購入した後も、サポートや修理等で美容機器メーカーと連携するシーンは少なくありません。したがって、サポート体制が充実しているメーカーからスペックや価格に優位性があるマシンを購入するのがベストです。

痩身マシンだけで本当に痩せられるのですか?

脂肪冷却や電磁波痩身、ハイフやキャビテーションには脂肪細胞を減少させる効果があるため、マシンだけでも痩せることは可能です。

ただし、痩身マシンの種類によってはマシンだけでは痩せることはできません。ラジオ波やヒートマットなどは脂肪の燃焼を促す働きがあるものの、脂肪細胞を減らす効果はありません。

またいずれの方法も暴飲暴食など、体重が大幅に増加するような行為を続ければ痩身効果以上に太るリスクはあります。また脂肪冷却やキャビテーションは施術完了後にマッサージを行うなどの、プラスアルファの施術が必要です。これらを怠ると効果が出にくくなります。

痩身マシンだけでもサロンの集客はできますか?

ダイエット市場は美容業界の中でももっとも大きな市場のひとつです。世界的に見てもダイエット市場は成長を続けています。したがって、食事制限や運動がなくてもある程度の効果が期待できる痩身エステのニーズも高い状態が続くことが想定でき、痩身マシンだけでも集客は期待できます。

ホットペッパービューティーアカデミーが発表するデータを元にした同団体のコラムによると、「コロナ禍が収束したら利用頻度を増やす予定がある」とした美容系サロンの1位が痩身です。

https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/column/c_esthe/37283/

痩身サロンの物販は何を扱えばよいですか?

痩身サロンにおける物販アイテムの代表格はダイエットをサポートするプロテインや、脂肪の燃焼を促すドリンク、サプリメントです。またマッサージ用のボディクリームやオイル等もお客様に提案しやすいですね。

痩身マシンの導入ならエストラボにご相談を!

本記事では、痩身マシンの種類やこれから導入すべき痩身マシンについてお届けしました。

エストラボでは、脂肪冷却や電磁パルス痩身などの最新痩身マシンを始め、キャビテーションやハイフも取り扱っています。

「どのマシンがよいのかわからない」

「自分のサロンの売上をアップする効果が期待できるマシンを知りたい」

こういった疑問をお持ちでしたら、お気軽にご相談ください。

オーナー様、先生の疑問を解消しながら最適な痩身マシンをご提案いたします。

さらに詳しく知りたい方へ導入にあたって気になるポイントを詳しく解説します

最新の商品カタログや資料を
ダウンロードいただけます

商品資料・カタログダウンロード

お問い合わせCONTACT US

美容に関することは
何でもご相談ください。(日本全国対応可能)