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いま話題の「脂肪をトイレに流すダイエット」とは? 【2024年トレンド解説】

「脂肪をトイレに流す」といったコピーのCMや広告を目にする機会が増えてきました。トイレで流すというインパクトのあるワードで、「どんなダイエットなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。そこで、さまざまな美容機器、痩身マシンを販売している美容メーカーエストラボのセールスコンサルタントが、「脂肪をトイレに流すダイエット」の仕組みや人気を集めている理由、これからの市場のトレンドについて解説します。

広告の「脂肪をトイレに流す」とは脂肪冷却ダイエットのこと

脂肪をトイレに流すとは、大手美容クリニックがさかんに使用しているキャッチコピーです。そのクリニックではおもに、脂肪冷却によって脂肪細胞を破壊して老廃物として排出させるタイプのダイエットを広告の中で「脂肪はトイレに流す時代」としています。

脂肪冷却ダイエットとは、脂肪が凍結してアポトーシス(自死)する温度とその他の組織が凍る温度の差を利用して脂肪細胞の数自体を減らす痩身方法です。脂肪を冷やすことで脂肪細胞が減るという事実はは20年以上前から知られており、肥満大国アメリカでは数多くの臨床試験が行われており一定の効果が確認されています。

詳しくはこちらの記事の下部で論文を翻訳した上で説明しておりますので参考になさってください。

https://est-pro.co.jp/column/aesthetic_column/10744/

脂肪冷却ダイエットでは、脂肪だけを効率よく冷やせるように開発された脂肪冷却マシンを用いて、脂肪の温度を4度以下にして脂肪細胞の破壊を促します。破壊された脂肪細胞は、老廃物となって排泄物として体外に排出されます。脂肪冷却の施術を行なってから脂肪細胞が破壊されるまでの平均的な期間は1ヶ月から3ヶ月程度です。

脂肪をトイレに流す方法は他にもある!最新脂肪トイレダイエット

脂肪をトイレに流すダイエット、つまり脂肪細胞自体を破壊して体外に排出させるダイエット方法は、脂肪冷却以外にも存在します。2023年現在、脂肪細胞を破壊することができるダイエット方法をご紹介します! 

電磁パルス痩身(電磁波痩身)ダイエット

電磁パルス痩身とは、強力な電磁波によって体表から深部にいたるまでの筋肉を強制的に収縮させることで、筋肉量を増やすダイエット方法です。さらに深部の筋肉を激しく収縮させて中性脂肪を高速で分解させることで、遊離脂肪酸を過剰に放出させ脂肪細胞をアポトーシスに導きます。つまり、電磁パルス痩身マシンを使用した場合も、「脂肪をトイレに流すこと」ができるのです。

キャビテーション

キャビテーションとは、超音波を脂肪に照射して気泡を生じさせて、気泡が破裂する衝撃で脂肪細胞を破壊させるダイエット方法です。破壊された脂肪細胞や血液やリンパの流れに乗って、最終的には老廃物として排出されます。

摂取した油を排出させる「ゼニカル」

ゼニカルとは、医療機関でのみ処方することができる肥満の治療薬です。ゼニカルは摂取した食事の油分を強制的に排出させる薬で、服用すると自分の意思に反して油が漏れ出してしまうほどの効果があります。脂質が多い食事をしている方は、ゼニカルを摂取し続けることである程度の痩身効果が得られるでしょう。ゼニカルを服用してトイレで排出されるのは脂肪細胞ではなく油ですので、厳密にいうと「脂肪をトイレに流す」ダイエットとはいえません。

なぜ脂肪をトイレに流すダイエットが人気? トレンドを紐解く

脂肪冷却ダイエットや電磁パルス痩身ダイエットのニーズはこの1年で大きく伸びています。なぜこれらのダイエットが注目を集めているのでしょうか。トレンド化している理由をご紹介します。

脱毛の常識化によりクリニック・サロンに通うことが日常の一部になった

レーザー脱毛、光脱毛が登場してから30年。日本では女性の脱毛はもはや常識、男性も目立つ部位は脱毛すべきといった空気感です。女性は10代から20代にかけて脱毛サロンやクリニックで脱毛の施術を受けることが常識ともいえるでしょう。

脱毛の施術では1ヶ月から3ヶ月に一度行う必要がありますので、サロンやクリニックに通うことが日常の一部になります。これにより、クリニックやサロンで施術を受けることへの心理的ハードルが非常に下がります。脱毛の延長線上でその他のメニューを捉えられるようになるからです。つまり脱毛のおかげで美容医療、エステの潜在顧客が大幅に増えた状態になったということ。

こういった背景の中で、「何もせずに部分痩せができるダイエット」が登場したため、多くのユーザーが注目しました。

ちょっとの努力or努力なしがスタンダードの時代に「何もしないで痩せる」が刺さった

「脂肪をトイレに流すダイエット」は、キレイに痩せたいけどそんなに頑張れないという層の心を鷲掴みにしました。とくに脂肪冷却ダイエットはこれまでの「体を温めたら痩せやすくなる」といったイメージを一新するものであり、ユーザーの目に留まりやすい傾向です。

いずれの脂肪をトイレに流す系ダイエットも、これまでのダイエットにつきものだった運動や食事制限などの努力要素はありません。脱毛の施術を受けているように「寝ているだけ」で痩せることができます。「何もせずに痩せること」は古くから多くの人々の願いでした。ですが、痩せるサプリやドリンクはどれもなかなか効果が実感できにくい上に、本当に痩せるかどうか怪しいものも少なくありません。

しかし、脂肪冷却ダイエットは大手の美容クリニックが提供している上に、数多くのエビデンスがあります。ようやく人々の「何もせずに痩せる願い」が叶ったのです。チョコザップの流行からも、「痩せたいけれどガチで頑張りたくはない人」の存在が非常に多いことがわかります。

脂肪吸引以外の選択肢が明らかになった

これまで何もせずに部分痩せをする方法といえば「脂肪吸引」が一般的でした。脂肪吸引は、脂肪層にカニューレと呼ばれるチューブを挿入して脂肪細胞を吸い出す施術です。皮膚にカニューレを突き刺すため 一箇所あたり5mmから1cm程度の穴があきます。傷跡が残るかどうかは、施術者のスキルや施術を受けた人の再生能力にかかっています。外科的な治療になりますので、ダウンタイムが必要ですしリスクが高めです。費用もお腹全体であれば100万円前後かかります。したがって多くのダイエッターにとって脂肪吸引は憧れではあるものの、ハードルが高く気軽に施術を受けられるものではありませんでした。

ところが脂肪冷却は皮膚に傷をつけることはなくダウンタイムはほぼゼロ。痛みもほとんどありませんし、大きな健康リスクはありません。費用も脂肪吸引よりも安いため脱毛と似たような感覚で施術を受けられます。脂肪冷却はリスク、費用面での比較対象が脂肪吸引となるため「安全で安い」と捉えられがちで多くの人々の心を掴んだと考えられます。

表に出にくかった美容医療、サロンの口コミが身近になった

この10年でInstagramやTikTok、TwitterといったSNSの普及によりクリニックやエステサロンに通うインフルエンサーや、施術のビフォーアフターを公開するインフルエンサー等の投稿を頻繁に目にするようになりました。昔はクリニックやエステサロンが公開しているビフォーアフター画像しかない状態で「本当なの?」と半信半疑に感じるユーザーが非常に多い状態でした。

SNSのビフォーアフター画像がすべて信用できるわけではありませんが、ユーザー目線では「フォローしているインフルエンサーが脂肪冷却をやって効果があったというなら、嘘じゃなさそうだな。私もやってみようかな」という気分になりやすいでしょう。実際に脂肪冷却は、インフルエンサーや著名人が、SNSにビフォーアフター画像や施術の様子を投稿しています。これらの影響もあり脂肪冷却ダイエットは、新たなダイエットの選択肢のひとつになりつつあります。

美容における施術の低価格化が進みユーザーのハードルが下がった

昔は美容医療といえば「一部のお金持ちや芸能人がやるもの」といったイメージでした。整形や脂肪吸引といった施術は費用が高額で一般の人には縁遠いと思われていたのです。エステに通えるのもごく一部の限られた人たちといったイメージが少なからずありました。

ところが、昨今では美容クリニックや美容皮膚科等が外科的な手術を伴わない治療、施術を提供するケースが増えてきました。たとえば脱毛やボトックス、レーザーによるシミの除去やピーリング等です。これらの施術は従来の外科的なメニューと比較するとリーズナブルな価格です。また外科的な処置が不要であれば美容外科以外の皮膚科や形成外科、内科といったクリニックでも施術を行えます。こういった背景から美容メニューを提供するクリニックが増え、それに従い価格の低価格化も進みました。

5万円から10万円ほど支払えばレーザーの治療やボトックス注射も受けられます。こういった情報に触れる機会が増えた一般ユーザーは、クリニックやエステで施術を受けることに昔ほど抵抗を感じなくなりました。美容クリニックやエステサロンでの治療や施術を自分ごととして捉えられるユーザーが増えてきたのです。

これからの美容医療、痩身エステのトレンドは?

2023年は「脂肪をトイレに流す」が痩身業界のトレンドといえます。また「GLP-1受容体作動薬」によるダイエットも大人気です。では2024年はどのような施術が流行り定着していくのでしょうか。

GLP-1受容体作動薬ダイエットは薬の枯渇が社会問題化しつつある

ダイエット薬として各方面から大きな注目を集めているのがGPL-1受容体作動薬と呼ばれる薬です。これは本来糖尿病患者の治療に処方される薬です。GPL-1受容体作動薬はインスリンの分泌を促して血糖値の上昇値を防ぐ働きがある薬です。さらに食欲を司る領域に働きかけて食欲を抑制する働きや満腹を維持する働きがあります。この2つの効果によって、意識的に食事を制限しなくても体重が減少するのです。GLP-1受容体作動薬によるダイエットは、脂肪冷却と同様に「何もせずに痩せる」とあって、多くのクリニックで処方されています。

しかし、自由診療のクリニックがダイエット目的でGLP-1受容体作動薬を処方しすぎたこともあり、品薄状態が続いています。一般社団法人日本糖尿病学会はこの状況を受けて、美容・痩身目的でのGLP-1受容体作動薬の処方を牽制する声明を発表するほどです。さらに厚生労働省は2023年11月9日に『GLP-1 受容体作動薬の在庫逼迫に伴う協力依頼(その2)』を発出しています。ここには一部の医療機関においてGLP-1受容体作動薬の適応となる2型糖尿病患者以外への供給が滞ることがないように、美容目的での処方については薬局や医療機関に納入をしないこと、などが記載されています。

これらの状況を鑑みるとGLP-1受容体作動薬によるダイエットは、薬剤の供給状況によってはダイエット目的で使用できなくなるおそれがあります。したがって食事制限と運動なしで痩せたいと考えているGLP-1受容体作動薬を使っていた方が、ほかのダイエット方法に流れる可能性があると考えられます。

【参考:https://www.mhlw.go.jp/content/001165743.pdfhttp://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=191

全国の脂肪冷却サロンは予約が困難!脂肪冷却のトレンドは上昇

脂肪冷却ダイエットは、2024年以降はさらなる広がりを見せると考えられます。その根拠は施術が受けられるサロン、クリニックの希少性です。2023年は大手クリニックの広告により脂肪冷却の認知度が急速に上昇しました。しかし、脂肪冷却ダイエットを行っているクリニックやサロンはまだまだ少数で、全国の脂肪冷却ダイエットのニーズに対して足りていない状態です。

東京都内の脂肪冷却を行っている複数のサロンの予約状況を確認すると早朝以外はほぼ空きがありません。とくに午後の時間帯の予約を取ることは困難です。都内よりも地方のほうがお客様が殺到している状態で、1週間先まで予約でぎっしり埋まっていることも珍しくありません。

このように、需要が供給を上回っているサービスは爆発的に伸びる可能性を秘めています。一時期大流行したフワフワのパンケーキは2時間待ち、3時間待ちの状態が常態化し、誰しもがパンケーキを求めて行列に並んでいました。パンケーキブームの火付け役となった店舗以外でもパンケーキは目玉商品となり、多くの顧客を集めることに成功しています。

脂肪冷却も当時のパンケーキと同じように本家から波及して様々なエステサロン、クリニックにその人気が波及しているところです。脂肪冷却はまだトレンド初期であり、これから爆発的な伸びが期待されます。短期間で爆発的に伸びると「先がないのでは」と心配になりますが、初期に参入していれば問題ありません。タピオカもパンケーキも一時的な流行だと思われましたが、初期のトレンドに乗っていた店舗はいまだに根強く人気があり「スイーツの一つの選択肢」として絶大な認知度を誇っています。

脂肪冷却ダイエットは定番ダイエットのひとつになる

脂肪冷却ダイエットは、ダイエットの選択肢のひとつとして息の長いトレンドになると考えられます。なぜならば、「何もしないダイエット」の中では、脂肪冷却ダイエットが最も効果を実感しやすいからです。腹部や太ももといった脂肪が多い部位では2回から3回の施術でもはっきりとした変化が感じられますので、ダイエッターの満足度は総じて高い傾向です。

従来の痩身よりもくっきりと痩せたことがわかります。またそれらの施術を組み合わせることでさらなる効果が期待できます。

これまでの痩身技術よりも、効果が実感しやすい脂肪冷却ダイエットはキャビテーションやマッサージ等と同じように痩身サロンのダイエットメニューのひとつとして定着していく可能性が非常に高いです。

脂肪冷却ダイエットはすべての体型の人に刺さる

脂肪冷却ダイエットは、すべての男女が潜在顧客になり得るダイエットです。部分的に痩せたいと考えている人は、ふっくらとした方だけではありません。一見するとスリムに見える方でも「太ももが気になる」「下っ腹だけどうにかしたい」と考えていることが珍しくありません。「二重顎が気になる」という方もいらっしゃるでしょう。実際に、脂肪冷却について投稿をしているインフルエンサーの多くは、非常にスリムであり理想的なプロポーションに見えます。このように、ほとんどの人間は痩せたい部位を持っていますので、脂肪冷却の潜在的な顧客は莫大です。

「トイレに脂肪を流す」トレンドに乗りたい方はエストラボにご連絡を!

今回は「トイレに脂肪を流す」についてお届けしました。トイレに脂肪を流す脂肪冷却ダイエットは、大手クリニックが大々的に広告を流していることもあり認知度が急上昇しています。また高い部分痩せ効果があることがインフルエンサー等によって拡散されており、全国的にニーズが拡大中。都心でも地方でも施術を受けられるサロンやクリニックが少ない状態です。脂肪冷却はまさにトレンドが始まったばかりであり、今参入することで安定した地位を築けます。

脂肪冷却の施術を取り入れたいとお考えのサロンの先生、オーナー様、開業検討者様はエストラボまでお問い合わせください。エストラボはクリニック並のパワーを誇る脂肪冷却マシンを、リーズナブルな価格で販売しております。無料でのデモも実施していますので、超話題の脂肪冷却をぜひお試しください!

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