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エステサロン開業の流れ【後編】

前回に引き続き、サロンを開業する際の必須事項を簡単にご説明します。万全の状態でオープンするその日その時を迎えられるように、しっかり準備しておきましょう。

店名の決定・メニュー作成

オープン当初はお客さまから「店名の意味」や「その店名を付けた理由」などを聞かれることも多く、絶好のコミュニケーション材料にもなります。サロンコンセプトを上手く表したものであれば、それに共感したお客さまがリピーターになってくださったり、知人を紹介してくださったりと、顧客獲得にも繋がりますので、店名は想いを込めてつけましょう。

メニューに関しては、「商圏調査・分析」を行う際に、同じ出店エリアにある他のエステサロンのメニュー内容と価格相場もあわせて調査しておくことをお勧めします。そして、あなた自身の得意な施術、ターゲット層や競合サロンの状況など、あらゆる面から検討し、お客さまに提供するメニューを決めてください。また、遅くともメニュー決定頃までには、導入する機器の選定を進めておきましょう。

スタッフ募集

オーナーエステティシャンとして、サロン経営もお客さまへの施術もすべてあなた一人で行う場合は、スタッフの雇用について考える必要はありません。しかし、スタッフを雇用する場合は、どんな人材をどのような雇用形態で雇うのかを戦略的に考える必要があります。

エステティシャンであれば、技術力や接客力のレベルがサロンの成功、繁栄に大きく影響してしまいますからね。優秀な人材を確保できるよう、余裕を持った求人のスケジュールを組んでください。

美容機器・消耗品・備品の準備

サロンを開業する際には什器(機器や家具類)と消耗品が必要となります。開業資金はなるべく抑えたいけれど、お客さまがリラックスして快適な時間を過ごせるよう、施術用のベッドはある程度良いものを選びたい、など。色々なことに頭を悩ませることになると思いますが、予算と相談しながらできる限り納得できるものを選んでください。ワゴンや棚、待合室のテーブル、椅子、鏡などはサロンの雰囲気にも関わってきますので、サロンコンセプトに合ったものを選ぶとよいでしょう。

また、脱毛や痩身、フェイシャルのメニューを提供するのであれば、専用の機器はとても重要です。集客のためにも、より高い効果を得られる機器を導入してください。施術に使う化粧品やジェル、オイル、タオル、コットン、使い捨てショーツなどの消耗品も事前準備はしっかりとしておきましょう。

開業広告

エステは広告戦略が必須の時代。成功サロンとなるためには、どうやって集客するのかが最も重要な鍵となります。しかし、大手サロンに比べ、個人サロンは新規客の集客が難しいのが現実。そのため、開業広告(プロモーション活動)は絶対に欠かせません。

安定した経営を行っていくためには、開業当初はもちろんですが、開業後も「新規のお客さまを来店させること」と「来店してくださったお客さまを固定客にすること」、この2点を必ず意識してください。

諸官庁への届出

自宅サロンのような小規模のサロンであっても、エステサロンを開業する際には税務署への「開業届出」が必要です。また、一般的なエステサロンや脱毛サロンを開業する場合には保健所の許可が必要になることはありませんが、国家資格を要する施術を行う場合は保健所への届出と検査が必須となりますのでご注意ください。

経営サポートについて

「何から始めたらよいか分からない」「開業資金はいくらあればいいの?」「何か手続きは必要なの?」「助成金はどうしたらもらえるの?」など、サロン開業を検討中であれば、様々な不安や疑問に頭を悩ませていることでしょう。そんなあなたの悩みや不安にお答えするために、前回からお伝えしてきた開業の必須事項11項目についてさらに詳しく公開してゆきますので、ぜひともご覧ください。また、弊社では製品のご購入者向けに、ご要望に合わせた経営サポートを行っております。

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