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【2023年最新】業務用脱毛機を比較するときにチェックすべき12の法則

「業務用脱毛機は種類が多すぎて選べない!」

当社には、これからサロンを開業しようとしている方、新たに業務用脱毛機を導入しようと検討しているサロンオーナーさまからこんな声が多数寄せられます。
業務用脱毛機の選び方や比較方法を調べてみても、ふんわりとした情報が多く、困ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで当社のインストラクターが業務用脱毛機を比較する際に知っておくべき基本情報や業務用脱毛機を比較するときに失敗しがちなこと、脱毛業界の最新トレンドについて解説します。
 
執筆者:インストラクター蓑田
美容専門学校で美容師、エステティックに関する技術を学び卒業後は美容師として活動。結婚を機に小売業に転職し、10年間社員教育に従事する。美容に関するスキルと社員教育のノウハウを活かすべくエストラボに入社し、インストラクターに。入社後8ヶ月で主任、その後課長に就任する。
現在はサロンへの技術指導のかたわらインスタライブで講習を実施するなど精力的に活動している。

INDEX

業務用脱毛機を選ぶ時に比較すべき12のこと

施術中の業務用脱毛機

業務用脱毛機は、サロンの将来を左右する重要な要素のひとつです。脱毛機の性能、イニシャルコストやランニングコスト、付属する機能や集客支援といった要素を総合的に加味して比較検討する必要があります。現役インストラクターが業務用脱毛機を選ぶ際に重視すべきポイントについて、どこよりもわかりやすく丁寧に解説しますので、業務用脱毛機選びで迷ったら、ここを読んでくださいね。

脱毛方式の種類

業務用脱毛機の脱毛方式は大きくわけて以下の4種類です。それぞれの特徴とアプローチできる毛の質をまとめました。

IPL方式+

高温のレーザーや光を照射して、現在生えている毛と、成長を止めた抜け落ちる毛にアプローチする方式です。痛みや熱さを感じることが多く、ムダ毛が濃い部分の施術ではお客様が苦痛に感じることもあります。
1秒に1回程度の照射となるため施術に時間がかかります。全身脱毛の場合は、1人で3時間から4時間かかることも。多くの脱毛サロンでIPL方式の脱毛機が導入されています。

SHR方式

SHR方式とは、弱いエネルギーを重ねて照射することで、毛包全体に熱をためて、その熱によって脱毛を促す方式です。今生えている毛だけでなく将来生える毛にも対処できます。弱いエネルギーの光を照射するので、IPLのような痛みや熱さを感じることはありません。
SHR方式は1秒間に3回から10回照射しながらヘッドを滑らせることができるので、顔・VIO込みの全身脱毛でも1時間程度で施術できる機種もあります。

HS方式

終始期と呼ばれるムダ毛が自然に抜けた後のバルジ領域と呼ばれる領域にアプローチして、毛の種となる発毛因子に作用することで将来の発毛を防ぐ方式です。温かい光を照射するため熱さや痛みを感じることはありません。SHRやIPLよりも効果が出にくいといわれています。

ハンドピースと本体の冷却方式

いずれの脱毛方式も光を照射して、熱によって毛が生える領域にアプローチするため、お客様の苦痛を軽減するために施術中の冷却が重要です。また脱毛機が高温になると施術ができなくなるばかりでなく、故障が発生しやすくなるため断続的に冷やす必要があります。

【ハンドピースの冷却方式の種類】
・ペルチェ素子
・水冷

ハンドピースはペルチェ素子とよばれる半導体と、本体から送られる水の2つの方式で冷却するケースが多い傾向です。

【本体の冷却方式の種類】
・水冷
・空冷
・TEC

脱毛機の冷却方式は日々進歩しており、ハンドピース、本体ともに複数の冷却方式を搭載することが珍しくなくなりました。しかし、この二つだけでは十分に本体とハンドピースを冷却できません。
「ハンドピースが熱くなりすぎて、施術が継続できなくなりました」といったサロンオーナーさまの声も耳にします。

したがって業務用脱毛機の冷却方式を比較するときは「空冷+水冷」をベースにして、「冷却するための水を冷やすための機能」が付属しているかどうかを確認しておきましょう。TEC方式のように、水自体を冷やす機能が付属しているものであれば、より効果的に冷やせるため高温による故障や施術の中断を回避できます。

業務用脱毛機の使いやすさ

おしゃれな業務用脱毛機

業務用脱毛機を比較する際に見落としがちなのが「使いやすさ」です。施術者が「使いにくいな」と感じるような脱毛機ではお客様との時間がストレスになってしまいます。

とくに設定のしやすさに注目してみましょう。設定のしやすさを判断するポイントは以下の2点です。

・直感的に操作できる画面になっているか
・操作画面に日本語が表示可能か

直感的に操作できる画面かどうか

業務用脱毛機は、お客様の肌の色や毛の質、脱毛部位などによって照射の出力やフィルター等を変更する必要があります。操作方法は脱毛機によってさまざまで、施術者がお客様の肌質等を考慮して細かく数値を設定するものもあれば、スマートフォンを操作するように直感的に設定できるものもあります。

脱毛の経験が少ないスタッフがいる場合、経営者さま自身が脱毛が未経験の場合には、難しい操作を伴う業務用脱毛機はおすすめできません。設定ミスによるトラブルや時間のロスが想定されるからです。

操作画面に日本語を表示できるか

海外製の脱毛機の中には設定画面が英語等の外国語表記のみになっていることがあります。「英語も慣れてしまえば大丈夫ですよ」と担当者には言われるかもしれませんが、母語ではない言語を読むことは負担が大きいものです。慣れない言語での操作は急いでいるときに、操作を誤る原因にもなります。
実際に機種を操作してみて、「これなら誰でも簡単にできそう!」と思えるものをチョイスしましょう。

日本製の日本人向けの業務用脱毛機かどうか

業務用脱毛機は日本製のものもあれば海外製のものもあります。
「美容の先進国〇〇製の最新式脱毛機!」といったキャッチコピーを見たことがある方もいらっしゃるのでは?
日本製、海外製ともにメリットはありますが、日本国内で日本人向けにサービスを提供するのであれば日本製の業務用脱毛機を選んでおくのが得策です。

【日本製の業務用脱毛機をおすすめする理由】
・操作パネルの表記やボタン等の表記が日本語だから操作しやすい
・日本人の肌質や肌色、毛質にあった仕様になっている
・アフターフォローやメンテナンス、修理等の体制が充実している

日本製の業務用脱毛機かどうかは、製品ページやカタログを確認するとわかります。「原産国 日本」といった記載があれば問題ないでしょう。原産国や製造国に関する記載がない場合は、脱毛機の操作画面をチェックしてみるとよいかもしれません。英語表記や中国語表記しかない場合は、海外製の脱毛機の可能性があります。

業務用脱毛機のデザイン

脱毛機はサロンオーナーさまやスタッフのパートナーであり、毎日使い続けるものです。
サロンの雰囲気に合わないものやオーナーさまが気に入らないデザインのものを選ぶと日々のモチベーションに悪影響を及ぼします。洗練されたサロンに無骨なデザインの脱毛機が設置されていると、サロンの世界観が壊れてしまうことも。

WEB上の写真だけでは脱毛機の光沢やデザインを把握しづらいので、実物の脱毛機を見て「これだ!」と直感できるデザインの脱毛機を選ぶとよいでしょう。

業務用脱毛機の出力と電圧、消費電力量

業務用脱毛機の電源

業務用脱毛機のカタログに「ジュール」や「ボルト」「ワット」といった単位が並んでいるのを見たことがあるかと思います。業務用脱毛機の出力や電圧は脱毛の効果に直結する重要な要素なのですが、「理科の授業で習った気がするけど何が何やら」とスルーしがちな項目です。
ここではかんたんにワットとボルトとジュールについてまとめておきます。業務用脱毛機を比較するときに電気系の単位で悩んだらここを読みにきてくださいね。

  ジュール・J(出力) ボルト・V(電圧) ワット・W(消費電力量)
概要 出力される熱量を表す単位。 電気を押し出す力。電圧が高いほうがより強く電気を押し出せる その機械を動かすために使う電気の量。消費電力量が多ければ、電気代が高くなる
業務用脱毛機との関係 業務用脱毛機ではハンドピースから出力されるエネルギーの量をジュールで表現する。J/㎠と書いてある場合は1㎠あたりの出力を表している。「J」と書いてある場合はハンドピース全体の出力のことをいう 基本的にはボルトが大きいほうが高い脱毛効果が期待できるといわれている。2023年の業務用脱毛機は100Vが主流だが、200Vの脱毛機もある サロンの電気代に直結する。ワットの数値が大きければ電気代が高くなる。3000wの業務用脱毛機を1日8時間、25日稼働させた場合の推定電気代は、1万5,546円。1500wの場合は7,773円。
※電気代は1kWhあたり25.91円で計算
比較するときのPOINT! Jは大きいほうがよいけれど、JとJ/㎠の違いに注意! 同じ単位で比べましょう 200Vは安定して高い出力を継続できます! 脱毛機メーカーとしては200Vをおすすめします! 電気代は安い方がよいけれど、電気代ばかりに注目して効果が出にくい低パワーの脱毛機を選ぶのはNGです!1500Wと3000Wの月間電気代に大きな差はありません

お客様のモチベーションに関わる来店間隔

脱毛は「毎日通えばすぐ卒業できる」というものではありません。IPL脱毛であれば毛周期に合わせて通う必要があるため2ヶ月〜3ヶ月に一度の施術が一般的です。SHR方式は毛周期に関係なく通えるため3週間〜1ヶ月に一度通ってもらえます。

施術と施術の間隔が長くなると、お客様のモチベーションが低くなりフェードアウトに繋がることも。都度払いのサロンでのお客様のフェードアウトは経営課題のひとつです。一方で2週間〜1ヶ月に一度通えるSHR方式はお客様が高いモチベーションを保ち続けられます。

「お客様をグリップしたい」「しっかりと通っていただきたい」とお考えのサロンオーナーさまは高頻度で通えるSHR方式の業務用脱毛機をチョイスするとよいですね。

ベッド回転率に直結! 業務用脱毛機の施術所要時間

サロンの脱毛メニューにおける利益率の施策はさまざまですが、もっとも効果的といわれているのが「ベッドの回転率のアップ」です。1回3万円の全身脱毛コースで3時間を要する場合と、1時間で完了する場合、いずれの利益率が高いかは言うまでもありません。

【3万円(税込)の全身脱毛コースにおける利益率の比較】

ここでは粗利を「売り上げ−人件費」で計算してあります。実際には、光熱費やローション費用、家賃などの経費も必要です。

  施術時間1時間 施術時間2時間 施術時間3時間
人件費(時給1,500円で計算) 1,500円 3,000円 4,500円
1回あたりの粗利 2万8,500円 2万7,000円 2万5,500円
8時間営業した場合の売り上げ※10分のインターバル 21万円(7回転) 9万円(3回転) 6万円(2回転)
8時間営業した場合の粗利 19万8,000円 7万8,000円 4万8,000円
1年間240日営業した場合の粗利 4,752万円 1,872万円 1,152万円

施術時間の短さが利益率の向上に大きく貢献することがおわかりいただけたかと思います。業務用脱毛機を比較するときは「施術時間」を必ず比べてくださいね。

イニシャルコスト+ランニングコスト

業務用脱毛機のイニシャルコスト=業務用脱毛機本体の価格と考えていただいて問題ありません。業務用脱毛機の価格はメーカー、機種によってさまざまです。
業界の相場は140万円〜500万円程度。

「とにかく初期費用は安くしたい!」と考えて、低価格の脱毛機を購入したくなるお気持ちはよくわかりますが、安ければよいというものでもありません。
「安い脱毛機を買ったら偽物だった」という笑うに笑えない事例もあります。
業務用脱毛機の価格は「脱毛機で得られる売上」と「ランニングコスト」を考慮した上で比較しましょう。

一般的な脱毛サロンのランニングコストは以下の通りです。

・ランプの交換費用(ショット数に応じて交換が必要)
・ジェル・ローションの費用
・光熱費
・人件費
・家賃

この中で業務用脱毛機を比較する際に着目すべきは「ランプの交換費用」と「人件費」です。

ランプの交換費用

業務用脱毛機のハンドピースには、光を発する光源が搭載されているのですが、この光源は定期的に交換する必要があります。
多くの業務用脱毛機メーカーはランプのコストを「1ショット=●円」と表現しています。光源の寿命が長い高品質の業務用脱毛機は、ショットあたりの単価が安い傾向です。

人件費

人件費を抑えられる業務用脱毛機とはずばり「施術時間が短い脱毛機」です。1回あたりの施術時間が短くなれば、売上における人件費の割合は低下します。

施術可能なユーザーの幅

業務用脱毛機は機種によって対応可能なユーザーや部位が異なります。

・粘膜以外の全身どこでも脱毛が可能な機種
・ホクロ毛も脱毛できる機種
・キッズ脱毛にも対応している機種
・白髪に対応している機種

昨今は、一般的な全身脱毛に加えて、男性のヒゲや男女を問わずVIO、キッズ脱毛や介護脱毛などのニーズが高まっています。つまり部位や対象年齢が限定された脱毛機では多種多様なニーズに対応できない可能性があるのです。
たとえば「キッズ脱毛は対応しているけれど、白髪の脱毛ができない」という機種を選んでしまうと、40代以降の介護脱毛ニーズには応えられません。

業務用脱毛機を比較する際は、以下のポイントをチェックしておきましょう。できる限り対応部位や年齢が幅広い機種を選ぶべきです。

・キッズ脱毛に対応しているか
・白髪の脱毛も可能か
・ホクロ毛も脱毛できるか
・顔・VIOに対応しているか
・男性のヒゲに特化したモードは搭載されているか
・さまざまな肌色に対応しているか

これらのすべてを満たす業務用脱毛機であれば、潜在顧客を取りこぼす心配はないといえます。

脱毛卒業後に提供可能なメニューの有無

業務用脱毛機の中には脱毛以外のメニューを搭載しているものもあります。いわゆる「業務用複合脱毛機」と呼ばれるものです。業務用複合脱毛機は光フェイシャルや光バストなどのモードを備えていることが多いでしょう。
代表的な機能は以下の通りです。

・たるみ
・ニキビケア
・シミ
・赤ら顔
・バストアップ
・しわ
・ヒップアップ

こういった機能を備えている業務用脱毛機であれば、脱毛を卒業するお客様へのアプローチも可能となります。お客様の「もっとキレイになりたい」という気持ちをしっかりキャッチできますので、サロンの安定経営に貢献します。

とはいっても、エステ機能がついていればなんでもよいというわけではありません。効果を実感しやすいものや、高い効果が期待できるものを選ぶようにしましょう。

「効果を実感しやすいものや高い効果が期待できるものの選び方がわからない」」という場合は、業務用脱毛機が持つ本来の機能と、追加メニューの組み合わせが最適かどうかを考えてみましょう。

そもそも業務用脱毛機は複数の波長の光を照射して、お肌にアプローチします。だからこそ脱毛だけでなく、美肌にもアプローチできるのです。一方で、光では実現できない効果もあります。たとえば「美容液を浸透させる」といったものです。美容液を浸透させて一定の効果を得るためには専用マシンによって微弱電流を流す必要があります。業務用脱毛機でも一定の微弱電流を流すことはできますが、電流の力が弱く効果は期待できないでしょう。「業務用脱毛機で美容液をお肌の奥に届ける」といった機能はその効果に疑問が残ります。

難しいお話になりましたが、要するに「業務用脱毛機で照射する『光』で実現できる機能以外が付属している脱毛機は慎重に検討すべき」ということです。

業務用脱毛機を購入するとついてくる経営サポートの内容

業務用脱毛機は「買ったら売り上げが確約されている」というものではありません。サロンオーナーさまにとっては購入はゴールではなく、スタートです。一方で業務用脱毛機メーカーは購入をゴールに見据えがちです。すると「脱毛機を買ったらあとは自分で頑張ってね」というスタイルの営業方針になってしまいます。
脱毛機メーカーはそれでよいかもしれませんが、サロンオーナーさまはたまったものではありません。

脱毛サロンを開業するためには以下の手続きや準備が必要です。

・物件探し
・内装のデザインおよび改装の実施
・集客施策の選定と実施
・リクルーティング
・備品の用意
・メニューの決定
・スタッフ教育
・決済方法の選定および導入
・集客ツール(パンフレット等)の用意

サロンオーナーさまがひとりでこれだけの準備をこなすのは大変ですし、正しい判断ができるとは限りません。

だからこそ業務用脱毛機を比較するときは「経営サポート」を徹底的に比較しておきましょう。

「どの業務用脱毛機メーカーも経営サポートをしてくれると言っているので、どこを選べばよいのかわかりません」
とお悩みのオーナーさまも多いのですが、そういうときは「業務用脱毛機メーカーや商社等が持っているノウハウの有無」で選んでみましょう。
たとえば「全国に100店舗以上の直営サロンを経営している脱毛機メーカー」と、「直営サロンを経営していない脱毛機メーカー」では、前者のほうが多くの経営ノウハウを有しているはずです。
経営サポートの質を比べる場合は、「メーカーや商社が脱毛サロンを多数経営しているかどうか」をチェックしてみるとよいでしょう。

業務用脱毛機に付随する集客サポートの内容

「回転率が良い施術時間が短い業務用脱毛機を選ぼう」と説明しましたが、高回転率を実現できる脱毛機を選んだとしても、集客できなければ意味がありません。
業務用脱毛機自体にお客様を呼び込める機能はもちろんありませんが、業務用脱毛器メーカーが集客サポートを提供していることはあります。

各業務用脱毛機メーカーが提供している集客サポートの内容を比較してみましょう。

・集客用ポータルサイトがある
・集客・販促用ツールを提供している
・業務用脱毛機自体に知名度がある

上記の条件を満たしている業務用脱毛機メーカーを選ぶと集客の不安も解消できます。たとえば当社が提供している業務用脱毛機のルミクスシリーズはInstagramで「ルミクス脱毛」というハッシュタグが10万件ヒットする状態です。脱毛機自体の知名度が高いものを選べば、「この脱毛機を使いたい」と考えるユーザーをしっかりとキャッチできます。

業務用脱毛機本体の製品サポート&メンテナンス体制の実態

業務用脱毛機は毎日使うものだからこそ、壊れることもあれば使い方がわからずに悩んでしまうこともあります。
したがって脱毛機に付随している製品サポート制度やアフターフォロー、メンテナンス体制のチェックは必須です。以下のポイントを満たしているかどうか必ず確認しておきましょう。

・無償保証期間が付属しているか
・365日サポート体制が構築されているか
・美容機器認定適合を取得しているか
・専任の営業やインストラクターとコミュニケーションを取れるか

お客様に自信をもってすすめられる業務用脱毛機かどうか

最後の比較ポイントは「サロンオーナーやスタッフがお客様に自信をもってすすめられる業務用脱毛機かどうか」です。カウンセリングでお客様にお話をするとき、オーナーさまやスタッフに迷いがあれば、お客様はイエスと言いません。まずはサロンオーナーさまが「この業務用脱毛機なら私も脱毛したい!」「友達や家族にも受けてもらいたい!」と思える業務用脱毛機を探してみましょう。

スペックやイニシャルコストにランニングコスト、施術時間など重要な要素はさまざまですが、最後は「自信をもってすすめられること」に行き着くと私は考えています。そのためにはパンフレットやインターネットの情報で脱毛機を比較することも大切ですが、実際に機種に触ってみることが欠かせません。

営業担当やインストラクターの話を聞いて、ご自身が体験して比べてみてください。
一度に多くの業務用脱毛機を比較したい場合は、「ビューティーワールドジャパン」などの大規模展示会を訪れてみるとよいですよ。ビューティーワールドジャパンの詳しい解説についてはこちらの「全国のエステ商材が集まる! 美容の展示会ってどんなところ?」をご確認ください。

【実録】業務用脱毛機を比較する際に陥りがちな5つの落とし穴

業務用脱毛機選びにまつわる失敗

ここからは業務用脱毛機を比較するときに失敗しがちなことについてお届けします。私が実際に聞いたお話を中心にお話しますので、比べる前にぜひ目を通してくださいね。

ネットの業務用脱毛機比較サイトで選んだら内容が不正確だった

「業務用脱毛機  比較」といったワードで検索すると、さまざまな企業や個人が運営するサイトがヒットするかと思います。そこには業務用脱毛機の選び方やスペックの比較表がわかりやすくまとめられていますよね。しかし業務用脱毛機は日進月歩で新しい機種が発売されていますし、新しい技術が導入されていますので、そういったサイトに新しい情報が盛り込まれていないケースが多々あります。
私たちのもとにも「インターネットで調べて業務用脱毛器を比較して買ったんですが、サイトに書いてある内容と実際の状況が違いすぎるんですが」という声が寄せられます。

「サイトにはアフターフォローが充実していると書いてあったのに、困りごとの窓口は営業担当だけで、営業担当が新人だからすぐに答えてもらえない」
「サイトのランプを交換するショット数の数値が間違えていて、思ったよりも交換頻度が高くて地味にランニングコストが高くなりました」

こんなぼやきを聞くこともあります。
当サイトを読んで、業務用脱毛機を比較する方はぜひとも「自分の目で見て」「担当者に聞いて」確かめてくださいね。

イニシャルコストの安さで選んだらベッド回転率が悪すぎて売り上げが低迷

「業務用脱毛機を安さだけで選んだら、全身脱毛にかかる時間が長すぎて、ベッドが1日2回しか回りません。売上が低くて経営が厳しいんです」

これもよく聞くお悩みです。安い機種の中には、1秒あたりの連射回数が少なくて施術に時間がかかるものが多々あります。
施術時間の長さ=ベッド回転率の悪さですので、施術時間が長い脱毛機は1日で対応できるお客様の数は少なくなります。ベッドの回転率が悪い業務用脱毛機で売上を伸ばす方法は、営業時間を長くすること。しかし営業時間が伸びれば、サロンオーナーさまやスタッフの身体的負担は大きくなってしまいます。

業務用脱毛機のスペックだけで選んだけれど、集客ができない

「ハイスペックで最高の脱毛機を選んだはずなのに、お客様が来てくれない」
エステサロンや脱毛サロンの永遠の悩みともいえるのが集客です。どうしたらお客様に来てもらえるのかと考えて、業務用脱毛機のスペックにこだわることは悪いことではありません。最高のスペックの脱毛機はサロンの魅力のひとつになるでしょう。

しかし業務用脱毛機のスペックにこだわったところで、勝手にお客様が来てくれることはありません。折り込みチラシやポストイン、SNSやウェブサイトなどの複数の広告媒体を用いて、集客する必要があります。

「高い脱毛機を買ったけど予約がゼロでスタッフは店内の掃除しかすることがない」といった悲しい事態を引き起こさないためにも、業務用脱毛機を選ぶときは具体的な集客方法を提案してくれるメーカーを選びましょう。

脱毛卒業後のお客様をグリップできずに先細り

「良い脱毛機を入れたからお客様がすぐに脱毛から卒業しちゃうんです」
脱毛サロンの悩みあるあるだと思います。脱毛以外のメニューを提供できずに徐々に売上が低下するケースは少なくありません。実際には脱毛のニーズは細分化しているため、新たな顧客の獲得は難しくないのですが、新規顧客の獲得よりも既存の顧客を繋ぎ止めるほうが、広告コストはかからないものです。
そこで多くのサロンオーナー様は「脱毛が終わったあとも提供できるエステメニューの導入」を検討します。

しかしここで「コスト問題」にぶちあたります。あらたなメニューを導入するためには一定の機器が必要です。機器が不要なものは、高い技術力が必要で教育コストが高くなりがち。いずれにしてもお金がかかってしまうのです。

こういった「脱毛卒業問題」を解決するひとつの手段が、「最初から脱毛卒業を見据えた業務用脱毛機を導入しておくこと」です。
脱毛卒業後もお客さまに訴求できる機能が付属している脱毛機を選んで、「脱毛卒業問題」をあらかじめ解決しておくと、精神的に安定した状態でサロン経営に取り組めますよ。

業務用脱毛機を比較するなら知っておきたい脱毛業界の最新トレンド

「もはや脱毛の潜在顧客は狩り尽くしたのでは?」という疑問をよく耳にします。テレビや電車、インターネットには脱毛広告があふれ、道ゆく若い女性たちの腕や顔は白く輝き、脱毛を卒業している様子です。こんな状態では業務用脱毛機を購入しても、集客できないのでは?と不安になりますよね。

ですが嬉しいことに、脱毛ビジネス市場は拡大中です。

以前は脱毛のターゲットは20代から40代の女性というのが常識でしたが、「キッズ脱毛」や「介護脱毛」「妊活脱毛」や「メンズ脱毛」といったニーズが顕在化しています。それにくわえて高校生や大学生も「時間がある学生のうちに脱毛したい」と考えているとか。
「ママは介護脱毛、私は全身脱毛」といった親子ペアでのサロン通いも人気です。特筆すべきは「メンズ脱毛」の伸びです。オンライン会議などで自分の顔をモニターで見る機会が増えてケアを意識する男性が増えています。男性は比較的経済力がある上に、女性よりもムダ毛が濃く、多いことから高単価でのコースメニューの設定が可能です。
脱毛市場の先細りや、ターゲットの枯渇の心配はないといえそうですね。

業務用脱毛機を比較したら次のステップへ

業務用脱毛機を選び終わって開業する人々

今回はエストラボのインストラクターが業務用脱毛機を比較する際のポイントについてお話をしました。業務用脱毛機の比較は、脱毛サロン経営の第一歩。
ここでつまずくと、脱毛サロンを開業したときにさまざな困りごとに直面してしまうかもしれません。
最後にポイントをまとめておきますので、比較する際に参考にしてくださいね。

  • ・脱毛方式の種類
  • SHR方式がおすすめ!
  • ・使いやすさ
  • 設定がしやすく直感的に操作できるパネルの脱毛機を
  • ・業務用脱毛機のデザイン
  • サロンの雰囲気に合う&オーナー様が気に入るものを!
  • ・脱毛機の出力、電圧、消費電力量
  • 出力と電圧を要チェック。
  • ・施術間隔
  • お客様のモチベーションを維持するために高頻度で施術可能な機種を!
  • ・施術所要時間
  • ベッドの回転率をあげるためにできるだけ短いものを選ぶ
  • ・イニシャルコスト+ランニングコスト
  • 脱毛機によって得られる売上と総合的に比較する
  • ・脱毛卒業後に提供可能なメニュー
  • シミやしわ、ニキビなど「キレイ」を実現できるメニューがあると◎
  • ・経営サポート・集客サポート
  • 脱毛機を売るだけのメーカーはNG。導入後の経営・集客サポートが安定経営に貢献する。脱毛サロンを経営しているメーカーを選ぶと◎
  • ・製品サポート&メンテナンス
  • 無料保証の付帯や担当者によるサービス体制の実態を確認する
  • ・お客様に自信をもってすすめられる業務用脱毛機か
  • 「私もこれで脱毛をしたい! 家族にすすめたい!」と思える脱毛機を選ぼう

業務用脱毛機を比較するポイントは多々ありますが、大切なことは「脱毛の効果がでること」だけでなく「安定した売上を確保できること」です。その観点で業務用脱毛機を比較すると、どの脱毛機を選ぶべきなのかがわかるでしょう。業務用脱毛機の比較ポイントがわかったら、webサイトやパンフレットで見比べて、さらに実物を確認してみてください。

エストラボが総力を結集して開発したオールインワンの業務用脱毛機「LUMIXシリーズ」について

  LUMIX-SHR(卓上型) LUMIX-A9 LUMIX-A9X
脱毛方式 SHR/IPL方式 SHR/IPL方式 SHR/IPL方式
全身の照射時間 20分 12分 12分
操作パネルの言語 日本語 日本語 日本語
メンズ/キッズメニューの有無 メンズ/キッズ対応可能 メンズ/キッズ対応可能 メンズ/キッズ対応可能ヒゲ爆抜けモード/VIO爆抜けモード搭載
研修の内容 ・専任インストラクターによる導入研修・スキルアップ研修・週1度、スキルアップ動画をインスタライブにて配信
集客サポートの特徴 ・完全無料のオリジナル予約サイトを利用可能・POPやパンフレットなどの販促ツールの提供・WEB集客サポート
経営サポートの特徴 ・全国170店舗超の直営サロンで得られた経営ノウハウを提供・事業計画書の作成サポート・出店エリア・物件の選定から内装デザインの決定〜オープンまでをワンストップでサポート
脱毛以外のメニューの詳細 BBL搭載。ルミクスシリーズ以外では医療機関のみで提供されているメニュー。バストアップ、ヒップアップ、フェイシャル(シミ、しわ、ニキビ、クマなど)あり。フェイシャルは従来の光フェイシャルの5倍の効果が期待できる なし
販売会社 株式会社エストラボグループ[会社直営サロン:173/店舗資本金:1300万円/従業員数:100名]

ルミクスシリーズは、直営サロン173店舗を運営するエストラボ社が開発した業務用脱毛機です。ルミクスシリーズはSHR方式を主軸として、IPL方式の脱毛も可能。最新のLUMIX-A9Xという機種には「ヒゲ爆抜けモード」と「VIO爆抜けモード」が搭載されており、増加するメンズ脱毛や介護脱毛のニーズにも対応できます。
またタワータイプのLUMIX-A9とLUMIX-A9Xに付属している「BBL」は、ルミクスシリーズ以外では医療機関向けの美容機器にしか付属していない機能です。一般的な光フェイシャルの5倍の効果が期待できるとされており「お客様に脱毛以外の効果を実感してもらいたい」と考える方から注目を集めています。
またルミクスシリーズはカリスマホストとして有名なROLAND氏がアンバサダーとして活躍中。「ROLANDの脱毛機」としての認知が高く、ルミクスシリーズを目当てにサロンを探すユーザーも少なくありません。

\ルミクスシリーズをおすすめする方/

ルミクスシリーズはこんなニーズをお持ちの方におすすめです!

・ベッドを早く回して経営効率をアップさせたい
・専任営業、専任インストラクターによる手厚いサポートを受けたい
・集客力がある脱毛機が欲しい
・脱毛メニュー以外にも高い効果が見込めるものが欲しい
・脱毛機・脱毛業界を熟知した営業担当に相談したい

ルミクスシリーズは、施術スピードが早く脱毛機自体の認知度が高く高い集客力が見込めること、専任営業・専任インストラクターによる手厚いサポートを受けられることなどから、「確実に売上をアップさせる脱毛機」を探している方におすすめです。

脱毛サロンを開業して成功したい! とお考えの方はぜひLUMIX-A9Xのカタログをご請求ください!

ルミクス

エストラボのセールスコンサルタントに相談したい方は、お電話をいただいてもオッケーです!
皆様のお問い合わせをお待ちしております!

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