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【エステ】年末年始の集客・売上アップキャンペーンの作り方

年末年始はエステ、脱毛サロンの繁忙期。クリスマスを前にキレイになりたい需要がアップする時期です。またボーナス等でお財布も潤い、エステへの課金欲が高まる時期でもあります。

そこで今回は、エストラボのセールスコンサルタント武宮と佐藤が、年末年始の売上アップを成功させるためのキャンペーンのポイントについてご紹介します。年末年始のキャンペーンを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

キャンペーン作り|3つのポイント

キャンペーンを作る前に、キャンペーンを打ち出す際のポイントを確認しておきましょう。

キャンペーンの狙いを明確にしておく

キャンペーンを作るときは、なんのためにキャンペーンを実施するのかを考えておきます。エステサロンの場合は以下のような狙いが考えられます。

・サロンの認知度のアップ

・来店者増による売上アップ

・顧客単価増による売上アップ

これらのキャンペーンの狙いによって、キャンペーンのターゲットや内容、展開する媒体が変わってきます。途中で軸がぶれることのないように、最初に明確化しておきましょう。

キャンペーンのターゲットを絞る

つづいて、キャンペーンの対象者を決めます。たとえば来店者増による売上アップを目的としてキャンペーンを打ち出す場合には、以下の3種類のターゲットが想定できます。

・新規顧客

・すでにリピーター化している既存顧客

・過去に来店履歴があるものの1年程度来店していない既存顧客

売上を大きく拡大させたい場合は、新規顧客の獲得が有効です。ただし、もっとも難易度は高くなります。もっとも難易度が低いのはリピーター化している顧客向けのキャンペーンです。ただしリピーター向けキャンペーンは大きな売上の伸びは期待できません。

キャンペーンの難易度とアップする売上のバランスを考えて、ターゲットを決定しましょう。

キャンペーンの有効期限を決めておく

キャンペーンには必ず期限が必要です。期限が区切られていることで、購買意欲がかきたてられます。「12月限定」「お正月限定」という風に設定しておくとよいでしょう。つねに開催しているキャンペーンでは、「今度でいっか」という気持ちになってしまいます。

キャンペーンを打ち出す際の注意点

キャンペーンはお客さまを獲得する有効な施策です。ただし、実施方法を間違えると思うような結果が出なかったり、むしろ売り上げが下がったりしてしまうことがあります。キャンペーンの効果をたしかなものにするために以下の2点に気をつけましょう。

キャンペーン価格を下げすぎない

キャンペーンで定価よりも大幅に値下げを実施すると、来店数は増えます。しかし利益率が低下してしまいますので、一定のラインを決めておく必要があります。「初回限定無料」「初めてのお客さま限定1000円」といったキャンペーンでは、来客数は確保できても、売上にはつながりません。利益率を意識してプラスになるような価格設定にしておきましょう。

新規顧客:50%オフ

再来店:20%〜30%オフ

次回の来店につながる仕組みにしておく

キャンペーンで獲得した新規のお客さまには、定価で来店していただくことが重要です。したがって再度足を運んでいただけるような、施策も同時に考えておきましょう。

冬のエステキャンペーンの実例

つづいて、エステサロンにおける12月から1月におすすめのキャンペーンの実例をご紹介します。

冬に特化した季節のキャンペーン 施術編

「クリスマスまでにキレイになろう」

「正月太りを解消しよう」

このように、季節に応じたニーズをキャッチするキャンペーンは「今のうちにやっておかなければ」と、お客さまに感じさせます。

【フェイシャルのおすすめメニュー】

・BBL光フェイシャル

・アクアピュアによるアクアピーリング&エレクトロポレーション

・セルビオマスクやルアンジュのカスタードマスク

【ボディのおすすめメニュー】

・マグフォースやリポクールによる痩身

・リンパマッサージ

・キャビテーション

・BBLバストアップ

冬に特化した季節のキャンペーン ボディ編

「お年玉キャンペーン」や「福袋キャンペーン」のように季節限定のお得感があるキャンペーンは物販を促進できます。「クリスマスコフレ」もおすすめです。お年玉や福袋、クリスマスコフレの値引きの目安は10%程度がよいでしょう。

時間限定のキャンペーン

エステサロンの繁忙期である12月であっても平日の日中に予約枠が空いてしまうことがあるかと思います。そんなときは時間限定のキャンペーンを実施してみましょう。「空いている時間限定で全コース20%オフ」という風に打ち出します。おすすめの媒体はInstagramやX(旧Twitter)です。ゲリラキャンペーンを開催することで、お客さまにとって有益なアカウントと判断してもらいやすくなりフォロワー獲得も期待できます。

天気や温度限定のポイントアップキャンペーン

雨や雪が降っていたり、気温が低かったりするとお客さまは「今日はエステに行くのはやめておこう」と考えがちです。そこでおすすめするのが悪天候キャンペーン。「雨の日はポイント3倍」「気温が5度以下の日にご来店いただいたら次回500円割引券プレゼント」といったキャンペーンがおすすめです。

SNSや美容ポータルへの口コミ投稿キャンペーン

エステサロンや脱毛サロンの集客に大きな影響力を持つのが口コミです。お店の公式アカウントやホットペッパービューティーなどの美容ポータル、Googleマップなどにポジティブな口コミが多く投稿されていると、新規顧客を獲得しやすくなります。とはいえ、お客さまにとって口コミを投稿することは面倒なこと。メリットがなければ書いてくれません。以下のようなキャンペーンを実施し、その場で口コミを投稿してもらうような仕組みにしておきましょう。

【おすすめのキャンペーン】

・口コミ投稿で300円オフ

・指定のハッシュタグで投稿してくれたら割引券プレゼント

・アカウントフォロー&いいねでコヒーショップカードやクオカードプレゼント

こういったキャンペーンを用意しておくと、お客さまに口コミの投稿を促せます。口コミ投稿画面にすぐジャンプできるQRコードを用意しておくとよいですよ。

既存客に再来店を促すクーポンキャンペーン

足が遠のいているお客さまに来店を促すキャンペーンは「特別割引チケット」のプレゼントがおすすめです。一度ご来店いただいているお客さまは、ハードルが下がっています。メールやLINE、SNSのDM、ハガキなどで割引チケットを送付してみましょう。

プレゼントキャンペーン

化粧品やマッサージジェル、サプリなどをプレゼントするキャンペーンは、値段を下げずに展開できます。たとえば30万円のコース契約をしたお客さまに化粧水をプレゼントする場合、実質的な値引き額は仕入れ値ベースでは3000円から5000円ほどです。3000円の値引きと化粧水プレゼントでは、お客様の満足度が異なります。手元にモノが残るほうがお客様の印象が強くなります。メンズの施術でパートナーさま向けのエステチケットや化粧品をプレゼントするのも有効です。

冬以外のキャンペーンの具体例はこちらの記事でご紹介しています。

キャンペーンのコピーの書き方については、こちらの記事で深掘りしていますのでぜひ参考にしてくださいね!

キャンペーンが終わったら検証を忘れずに!

キャンペーンは終了してからの結果検証が重要です。キャンペーンの内容、告知方法、特典の種類を記録した上で、それによって得られた顧客の人数や売上を検証しましょう。

当初の狙い通りのターゲットから反応があったかどうか、かけた費用に見合う売上アップがあったのかを客観視してみてください。データ活用して用いて検証し、次回のキャンペーンに繋げることでキャンペーンの精度が徐々にブラッシュアップしていきます。

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エストラボではエステサロンの集客に関するご相談を随時受け付けています。キャンペーンの実施内容やコピーなどの具体的なご相談や、具体的な集客方法まで丁寧にお答えいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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