エイジングケアと聞くと、40代以降のお肌のお悩みを解決するためにやるものだと思っていませんか? たしかにお肌のトラブルが目立つようになってからのケアもエイジングケアですが、じつはエイジングケアはもっと早い段階からスタートすべきなのです。
そこで今回は、最適なエイジングケアのスタート時期と年代別のエイジングケアについてお届けします。
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最適なエイジングケアのスタート時期は20代! お肌の老化は意外と早く始まっているんです
エイジングケアをスタートする最適な年代は20代。なぜならばお肌の老化は20代前半から始まっているからです。ほとんどの女性は、10代でメイクを始めますよね。メイクは楽しいものですが、メイクもクレンジングもお肌の負担になります。
また昔と比べると紫外線量も増加しています。気象庁がつくば市で行っている定点観測によると、2005年と2022年では紫外線量は明らかに増えています。紫外線はお肌を老化させる原因のひとつ。
現代の20代女性のお肌は、昔よりもダメージが蓄積しやすくなっているのです。その上、10代以降は皮脂の分泌量が減って乾燥が進行している状態。気づかないうちにお肌はエイジングが進行しています。
だからこそ、20代になったらお肌の状態の変化をチェックして、エイジングの段階に合わせたケアが必要なのです。美容業界では「今の肌ケアが10年後のお肌を作る」と言います。「まだまだ大丈夫だから」と先延ばししていると、10年後の自分が泣くことに。エイジングケアは20代から始まることを肝に銘じて、状態に合わせたスキンケアを取り入れてくださいね。
20代向け! ぴったりのエイジングケア方法とおすすめアイテム
20代のエイジングケアはエイジングサインの見極めから! エイジングサインとは、エイジングが進んだときにお肌に現れるさまざまなトラブルや困りごとのことです。
20代で現れやすいエイジングサインはニキビやくすみ、お肌の乾燥やお化粧のノリの悪さです。お肌にこういった兆候が現れたら、必要なケアを取り入れてみましょう。
とはいえ20代に必要なのは、エイジングサインに合わせたケアというよりも「肌質にあった基礎化粧品」を使い続けることと、UVケアです。20代はまだまだお肌がキレイでとくべつなケアをしなくても全体的にキレイな方が多い傾向。どうしても基本的なケアを後回しにしてしまいがちです。
ですが20代で保湿とUVケアを怠っていると、30代後半から40代にかけてお肌が悲しいことになってしまいます。20代のみなさんは、ぜひ保湿とUVケアだけは毎日欠かさないでください。
おすすめのアイテムはこちらです。
- クレンジング
- 洗顔クリーム
- 化粧水
- 乳液
- クリームor美容液
- 日焼け止め
- UV機能付き化粧下地
本当はアイクリームやパックもおすすめしたいところですが、スキンケアは一生続くもの。息切れせずに毎日使うことが大切なので、まずはここからスタートしましょう。
30代向け! おすすめエイジングケアとアイテム
30代前半になると20代のお肌とは何か違う、と感じるようになり35才を超えたあたりで明確な変化を感じるようになります。
「フェイスラインがぼやぼやしはじめた」
「毛穴が開きやすい気がする」
「シミやそばかすが増えてきた」
「これまでのファンデーションがうまく乗らなくなった」
こんなお悩みを感じる方が多いのではないでしょうか。20代がエイジングケアのスタート時期だとお話ししましたが、30代でもまったく遅くはありません。今のケアが10年後のあなたのお肌を作ります! 気になったらすぐに取り掛かればキャッチアップできますよ。
さっそく30代向けのおすすめエイジングケアとアイテムをチェックしていきましょう。
30代が必ずやるべきエイジングケア
30代の女性が行うべきマストなエイジングケアは、クレンジングへのこだわりとアイケア、そして大人の毛穴ケアへのステップアップです。
30代になったら優しく包み込む洗顔&クレンジングにシフトチェンジ
30代はお肌の皮脂が減少しているので、20代と同じクレンジング・洗顔法はNGです。30代向けのアイテムを使い、優しく念入りに汚れをオフするのがポイント。手とお肌が触れる時間は最小限にして、クレンジングはくるくる優しく、洗顔は泡で包むようにしましょう。お肌をゴシゴシこすらないようにしてください。
そろそろアイケアにも本格着手
また20代はアイケアに取り組んでいなかった方も、アイクリームをとりいれてみてください。目の周りの皮膚は顔の中でも薄く繊細で、こじわやくすみなどの疲れ感が出やすいパーツ。30代にさしかかったら特別なケアが必要です。夜間、アイクリームで優しく保護することで目元がぱっと明るくなります。
汚れを取り除く毛穴ケアからケアから毛穴のたるみケアへ!
20代までは毛穴に詰まった汚れの除去や黒ずみケアがメインだったはず。でも、30代の毛穴の悩みは、開き毛穴にシフトしていきます。丸かった毛穴が涙型に変化して、ファンデーションの毛穴落ちが気になるように。そうなる前に毛穴ケアに挑戦してみましょう。毛穴の形が変わる大きな原因が、お肌のたるみです。お肌が全体的にたるむので、毛穴が涙型に開くようになってしまいます。つまり、たるみケアがマスト。本格的に弛み始める前に、お手入れをスタートしてあげましょう。
30代が使うべきエイジングケアアイテム
30代にさしかかったら、これまで使っていたアイテムを見直してみましょう。20代よりも皮脂量もコラーゲン量も減ってしまった30代が20代と同じアイテムを使用するのはNG。30代に寄り添ったアイテムをチョイスしましょう。30代が持っておきたいアイテムはこちらです。
- 導入美容液
- 化粧水
- 乳液
- ナイトクリーム
- 日中用クリーム
- アイクリーム
- パック
- 日焼け止め
- UV機能付き化粧下地
30代の基礎化粧品は、お悩み別に揃えるのがベスト。シミが気になる、毛穴が気になるなどお肌のお悩みは千差万別です。全員のお悩みを解決できる神アイテムは存在しません。それぞれの悩みに応じて組み合わせるとよいですよ。
「そもそも私の肌にどんな悩みがあって、何を使えばよいかわからない」
そんな迷える30代は、「FACE-DX9」を導入しているエステサロンに行ってみてください。FACE-DX9は現在のお肌の状態の抱える問題を数値化した上で、将来のお肌の様子をAIが予測するマシン。撮影するだけで、あなたがどのようなスキンケアアイテムを使用すればよいかがわかります。
まだ大丈夫! 40代のためのスキンケアとおすすめアイテム
40代の女性の多くは、「これだけはどうにかしたい」と感じるお肌の悩みを抱えているかと存じます。シミにシワ、毛穴の開きにフェイスラインのたるみ。どの悩みも30代より深刻さが増してきているはず。ですが、まだまだ手遅れではありません。40代から本格的なエイジングケアに着手すれば50代のあなたのお肌は輝きます。
40代のためのスキンケア
40代のスキンケアは、基本的には30代とは変わりません。必要なアイテムを悩みごとに使い分けて、日々継続することが大切。ただしそれだけでは、エイジングによる表情筋の筋力の低下や老廃物の蓄積、ぼやぼや輪郭には対抗できません。
40代は日々のスキンケアとあわせて、表情筋のトレーニングやリンパマッサージも取り入れていきましょう。ただしお顔の皮膚をこするのは絶対にNG。顔をマッサージするときはマッサージオイルやクリームを使ってくださいね。
40代におすすめのスキンケアアイテム
40代のスキンケアアイテムのラインナップは30代とは基本的には同じです。ただし選び方は30代よりも慎重に。コスメカウンターの美容部員さんに相談しながら選ぶとよいですよ。いつも通っているエステサロンやフェイシャルサロンがある方は、サロンの先生とお話をしてみるとよいですよ。
ドラッグストアやデパート、インターネットなどでご自身で選ぶときは、成分に注目してみてください! それぞれのお悩みに適した成分をピックアップしておきますね。
保湿成分 | 美白効果 | シワ | たるみ改善効果 |
ヒト幹細胞培養液プロテオグリカンセラミドレチノールナイアシンアミドヒアルロン酸コラーゲン | ヒト幹細胞培養液ナイアシンアミドレチノールビタミンC | ヒト幹細胞培養液ビタミンCナイアシンアミドセラミドレチノールトラネキサム酸 | ヒト幹細胞培養液ビタミンCナイアシンアミドレチノール |
どの成分が入っているものを選べばよいのかわからない! という方はヒト幹細胞培養液が配合されているものを選んで、プラスアルファの成分を選ぶとよいですよ。
エストラボではヒト幹細胞培養液の基礎化粧品シリーズ「CELL BIO(セルビオ)」シリーズを販売しています。全国に多数の導入サロンがありますので、ぜひチェックしてくださいね。
エイジングケアは気になったときに始めよう!
エイジングケアは20代から始めるのがベストですが、気になったときがベストタイミングです。20代を過ぎてしまったからといって諦める必要はありませんよ。今のスキンケアは10年後の自分へのプレゼント。30代でも40代でも遅すぎることはありませんので、お悩みに応じたアイテムを揃えて、毎日のケアを続けましょう!
エストラボでは年齢に応じたお悩みを解決できるスキンケアアイテムや美容機器を提供しています。お客さまにエイジングケアを提供したいとお考えの先生は、ぜひお気軽にお問い合わせください