美容業界のトレンドはめまぐるしく移り変わります。2023年はニードルコスメや韓国美容、シートパックやスチーマーなどが話題となっていました。2024年はどのようなアイテムや施術がトレンドに躍り出るのでしょうか。2024年2月に福岡で開催されたビューティーワールドジャパンにおけるブースの反響やお客様の流れから、2024年の美容トレンドを予測してみましょう。最新トレンドのメニューや施術、アイテムを取り入れたいサロンのオーナーさまはぜひ参考にしてくださいね。
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脂肪冷却体験は常に満床！ 脂肪冷却ブームはすぐそこに
「脂肪はトイレに流す」といったコピーで、大手美容クリニックがテレビCMや電車広告を展開しています。去年から脂肪冷却痩身が、美容業界では話題になっていましたが2024年はエンドユーザーへの認知度がさらに拡大しニーズが高まると考えられます。
▲lipocool体験ブースの様子
当社ではLUMIX-lipocoolという脂肪冷却マシンを販売しています。2024年2月のビューティーワールドジャパン福岡（以下、BWJ福岡）では、脂肪冷却マシンの施術体験ブースには、とぎれなくお客様がいらっしゃいました。2024年の美容痩身は、脂肪冷却痩身がトレンドの中心になると考えられます。実際に、エストラボのlipocoolも多くのサロン様にご購入いただいております。
美容業界も「AI」の波に！ AI搭載マシンが人気
2023年はOPEN AI社のchat-GPTが登場したことで、生成AIソフトウェアやコンテンツが大きな話題となりました。美容業界でもAIを活用したマシンが登場しつつあります。エストラボではAI搭載自動肌診断機「FACE-DX9」をいち早く導入しております。BWJ福岡でもFACE-DX9の体験コーナーは常に満員の状態。皆様のAIに対する関心の高さがわかります。
AIが搭載されているマシンを導入することで、エンドユーザーに一定の安心感、信頼感といった印象を与える効果が期待できます。またAI搭載マシンには、サロン様にとっても属人的な作業を減らすチャンスとなり得ます。2024年はサロン様、エンドユーザーの双方にとってメリットがあるAI搭載アイテムの人気に火がつきそうです。
フェイシャルのケアはプロに任せる時代に
一昔前は、フェイシャルエステや美容医療は美意識が高い方だけが施術を受けるイメージでした。しかしこの数年の韓国カルチャーブームにより、エステや美容医療へのハードルが低下。誰でも気軽にエステや美容医療を検討するようになりました。2024年はさらにその傾向に拍車がかかると考えられます。ボトックスやヒアルロン酸注射、ハイフ、シミ取りレーザーといった施術はさらに広がりをみせるでしょう。
美容医療が広がると付随してエステサロンにもお客様が増加します。クリニックで提供しているメニューの中にはエステサロンと同じものが一定数存在するからです。たとえば、韓国の美容クリニックで人気のアクアピーリング、毛穴洗浄はエステサロンでも提供しています。電車広告で話題の「光IPL」もエステサロンで受けられます。
こういった流れから、2024年はこれまで以上にフェイシャルのニーズが増えると考えられます。エステサロンのオーナーさまは美容クリニックや韓国美容のトレンドを注視して、取り入れられるものについては早い段階で導入することをおすすめします。
エストラボでは韓国の美容クリニックのみで取り扱っていたアクアピーリングマシン、アクアピュアや、IPLの５倍の効果が期待できるBBLを搭載した脱毛機等、トレンドを先取りしたフェイシャルマシンも取り扱っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。
ホームケアもサロンケアもオーダーメイド
お肌の悩みは大きく分類することはできますが、その組み合わせは千差万別です。これまでのように「乾燥肌用」「シミ対策」といった分類だけでは最適な基礎化粧品を選ぶことはできないと考えるユーザーが増えています。
その動きを象徴しているのが、肌診断マシンの人気です。当社のAI搭載肌診断機だけでなく、他ブースの肌診断機も多くの来場者様から注目を集めていました。ユーザーは自分の肌質、肌悩みに適した解決方法の提案を求めているのです。
肌診断機の先にあるのは、オーダーメイドのケアです。肌診断機の結果によって、肌悩みに対応したホームケアアイテムを揃えたいというニーズは今後さらに高まると考えられます。
したがって、エステサロンにおいては、多彩な肌悩みを解決できる基礎化粧品やメニューを取り揃えることが求められます。さらにエステティシャンには、「課題を発見するスキル」と「最適な解決方法を提案するスキル」の双方が欠かせません。
家庭用美容機器のさらなる普及
家電量販店の美容機器販売スペースは拡大を続けています。Panasonicやシャープなどの家電メーカーをはじめとして多種多様なメーカーから美容機器が発売されており、その市場規模は右肩上がりです。
BWJ福岡でも、エステサロン専売品として家庭用美顔器、脱毛器等が販売されており多くの来場者が足を止めていました。家庭用美容機器の充実はさらに拍車がかかると考えられます。
エステサロンにおいては、家庭用美容機器の普及はニーズを想起させるフックになり得ます。家庭用美容機器の出力は、エステ用機器よりも低く効果が実感できるまでに時間がかかります。またコンスタントに使用し続ける必要があり、習慣化には困難が伴います。したがって、家庭用美容機器を購入したユーザーのうち一定数は、たしかな効果を求めてエステサロン、脱毛サロン等での施術を求めることになります。
したがって、エステサロンにおいては、サロン専売の家庭用美容機器の導入と家庭用美容機器を使用したものの効果が実感できなかった層への訴求が急務です。
ハンドの施術に付加価値を
BWJ福岡で、多くの来場者が注目をしていたのはハンドによる施術に付加価値を与えるマシン・ツールです。グローブタイプの高周波温熱マシンや、微弱電流が流れるカッサ等が人気を博していました。
これらのマシンが注目を集めている理由は、先生とお客様の双方に根強いハンドによる施術へのニーズにあります。人間はリラックスした状態で他者に触られることで、オキシトシンやセロトニンが分泌され安らぎや心地よさを感じ、不安は軽減します。
しかし、ハンドだけではマシンほどの血流やリンパの促進効果、深部の温め等は得られません。そういったジレンマを解決するのが、手に装着するタイプの美容機器です。
まだまだ続くフレグランスブーム
2023年以降、世界的なフレグランスブームが継続しています。デパートの香水売り場は、以前よりも面積が広くなり、世代・年齢を問わず多くのお客様が香りを楽しんでいます。都内では香りに特化したオーダーメイドのシャンプーショップが盛況です。BWJ福岡でも香りに特化したブースの出展が多く見られました。
したがって、サロンでの施術やサロン専売化粧品も香りをフックにした訴求が検討できます。施術の際に使用するオイルやジェル等はリラクゼーション効果がある香りのものを選ぶ、サロン内のフレグランスにこだわるといった取り組みです。
健康・美容食品の「おやつ・食事化」
2024年は2023年から引き続き、健康や美容に役立つ成分をもりこんだおやつや食事が話題を集めると考えられます。
サプリメントやドリンクなど、体の内側から美や健康にアプローチする商材は古くから存在していますが、この数年で日頃の食事の中に必要な栄養素を盛り込んだ製品が多く誕生しました。プロテインを多く含有しているカップラーメンやスティック状のお菓子等が人気です。
韓国カルチャーブームにより、韓国の美容系食品の認知度が拡大し若年層を起点としてビタミンCのタブレットやグミ、ヨーグルトといった韓国発の健康食品も話題を集めています。
また健康・美容分野で息の長いトレンドが継続しているのが酵素ドリンクです。BWJ福岡だけでなくどの会場でも、酵素ドリンクのコーナーは長蛇の列が形成されています。さらに「飲む日焼け止め」も人気です。
こういった傾向から2024年も食べる、飲むタイプの健康食品の人気は継続すると考えられます。エステサロンではエイジングケアに特化したエラスチンやビタミン類、紫外線対策のアスタキサンチンといった成分が含まれるサプリメントやドリンクを仕入れておくと、お客様のニーズに応えることができます。
美容業界のトレンド施術ならエストラボにお任せを
今回はBWJ福岡のブースの状況や2023年のトレンド、大手企業の動向をもとに2024年の美容業界のトレンドについてお届けしました。エステサロンや脱毛サロンのお客さまはトレンドの変化に敏感なお客様が多いため、いち早く傾向を知り取り入れる必要があります。
エストラボでは、今回ご紹介したようなトレンドの流れに沿った美容機器や基礎化粧品、ボディケアアイテム、サプリメント等を多数取り扱っております。美容トレンドアイテムの導入から集客、販売までをトータルでサポートいたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
